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日本のHip hop/Rapシェア率がトップに?

デジタル音楽配信、発行、およびライセンスサービスを行うTuneCore Japanは2019年の日本国内楽曲のジャンルトレンドを発表。前年比219%でヒップホップ/ラップが首位となった。

2018年にはアメリカでも初めてロックのシェア率をヒップホップが超えている。日本でのシャア率上昇の要因にはテレビ番組「高校生RAP選手権」「フリースタイルダンジョン」等のフリースタイルラップバトル番組にてラップが注目を集め、中でも楽曲にフォーカスを当てた「ラップスタア誕生!」から登場したWILYWNKA、Tohji、¥ellow Bucks、Leon Fanourakis等の台頭や、LEX、空音、RIN音等ユース世代の楽曲の拡散力、Hip Hopの中でも様々なアプローチのアーティストが増えている事が要因と考えられる。

また楽曲の制作に関してはスタートアップとしては、タイプビート等のリーストラックをYou Tube等で選び、そのトラックをダウンロードしスマートフォンに繋ぎイヤフォンマイクでレコーディングをすれば楽曲が制作できる(あくまでも最小機材でのスタートの際)事からバンドメンバーを集めてスタートするバンドとは違い、手軽に始める事ができる。デジタル音楽配信(ダウンロード、サブスクリプション配信)については配信楽曲をTuneCore、BIG UP!といった音楽配信登録サイトより簡単な登録内容の記入で、全世界に配信を行い収益が得られる。

今後もヒップヒップやラップを手法としたアーティストは増える一方である事からそんなヒップホップサファリの中で、台頭するアーティストに注目していきたい。

なお、2位はJ-Pop、3位はインストゥルメンタルであった。


Hip Hopの産みの親「Afrika Bambaataa」



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