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子育て懐古 ①子供の価値観を尊重するためのお小遣い生活費制

私はケチです。何故なら子供の学資を貯めるために必死だったから…

子供が必要な物を買ってあげる。当たり前の事かもしれませんが、買うべきか買わぬべきか迷ったことはありませんか?
特に小学校高学年位になると趣味嗜好が大きく出てきて、高い物も欲しいと要望されるようになります。高い服。高い文房具。必要なのか?不必要なのか?

私の判断基準は 高いか安いか ですが、購入する子供にとって値段は関係なく、そこにこだわりがあるのです。
 
そんな高い物いらない!と子供が小さい時は突っぱねていても、大きくなってくると、後で子供の想いを知り、買ってあげればよかったと後悔することが何度かありました。
とはいえ、お財布事情を考慮すると全部購入するわけにはいきません。

ただ、子供にも親の知らない社会がある訳だし、一人一人の価値観で何にお金をかけるのか、自分で考えてくれた方が良い。と思って始めたのがお小遣い生活費制

説明すると、お小遣いをちょっと高めにして、必要な物はすべて自分のお金で買う。纏めて私が払う事があっても、家に帰るとちゃんとお金を徴収します。
更に、大学に入ったらお小遣いは渡さないと宣言しました。(無駄遣いせず少しでも貯金する習慣もつけて欲しかったので・・・)

自分で考えて使う。お金の使い方を子供なりに考えて、配分してものを買う。
同じお腹から出てきたのに、上の子は慎重派。下の子はあったら直ぐ使う。

色々言いたいのはなるべく我慢して、子供に任せて正解だったと思います。何よりも、買うべきか買わないべきか深く悩む私のストレスは全く無くなりました。

様子を見ながらサポートし、たまにお金を追加する時もありましたが、各々考えて使ってくれていたと思います。子供の時からお金の使い方を考えるという経験はとても良かったと思います。
お陰で学資も無事にたまり、何とか子供達の大学費用を準備できました。

不思議な事に、現在のお金の使い方を観察すると、上の子はケチケチしておらず、下の子がケチケチ頑張ってます。

今後の人生でまた変わるんでしょうね。楽しみです!


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