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介護の仕事って実際どんなことするの?②

今回は前回の「介護の仕事って実際どんなことするの?」で書ききれなかった続きをお話ししていきたいと思います。前回介護の業務の中でも比較的大変なことが多かったように思います。今回は前回に比べたら良い感想、イメージを持つ方もいるかも知れません。

今回も経験を交えてお話ししていきます。

⑤ 薬の管理
・当たり前ですが利用者によって薬の数や種類、大きさまで人それぞれ違うので間違えないようにダブルチェックをしていました。飲み忘れや落薬があると自己報告書というものを作成し提出しなければいけなかったので職員はとても慎重になります。
 
 - 薬の服用サポート
  - 薬の適切なタイミングでの摂取


⑥ レクリエーション活動
・レクリエーションでは職員もしくは利用者とともに企画し取り組みます。ただ楽しむだけでなく目的や意味を持ってやらなければならないため会議や資料がほぼ必須になります。

  - 趣味や興味に合わせた活動提案
  - 楽しい時間の共有

施設全体で協力して積極的に参加し取り組むと文化祭的な楽しみ方をすることができるので人によっては楽しく少し仕事ということを忘れかけながらできるかもしれません。


⑦記録の管理
・利用者の体調や食事量、排泄の回数、量など様々な情報を介護職員だけでなく様々な専門職と共有する必要があるため逐一確認し記録します。いつもと違うところがあれば報告したり追記として記録しておく必要があるため利用者の通常時の状態をある程度把握しておく必要があります。

  - ケア内容や健康状態の記録
  - 情報の共有と健康管理への活用

実際に記録漏れがあると他の介護職員や専門職に細かく聞かれるので自分は絶対忘れないように常に目の届くところに記録媒体を置いて置くようにしていました。

⑧ 家族との連絡調整
・利用者は家族と離れて生活したりリハビリなどに取り組むため家族は常に心配していたりと利用者のことを想っています。家族に現状を定期的に報告して安心して利用者を預けて頂けるように信頼関係を築くことも重要になります。

  - 家族や医療スタッフとの連携
 - 家族と利用者含めた面談の参加
 - 家族への定期的な電話での状況報告

特に最近は新型コロナウイルスの影響で面談も満足に出来ない様な状態が続いたためオンラインでの面談が行われるなど状況に合わせた臨機応変な対応が必要になりました。


 他にも経験者の方や業界の方からすれば書き切れていないものがあるかもしれませんがおおよそこれらが介護職が行う仕事です。大変そうと思った方もやりがいがありそうと感じた方など感じ方はそれぞれだと思います。

 介護の仕事は、クライアントの個々のニーズや状態に合わせてカスタマイズされるため、繊細なタッチが求められます。それによって、高齢者や障がい者が尊厳ある生活を送ることができるようサポートすることができます。

 現代では圧倒的少子高齢化社会で介護職を始めとした福祉系の職業の需要がかなり大きくなることが予想されます。それでも収入としては月/20万円前後くらいでボーナスというボーナスが無いところも少なくないと思います。

必要とされる仕事が需要や仕事内容に見合った収入になっていくことを願っています。

 今後福祉系の仕事をするならどの職種がおすすめでどんな形態の施設がおすすめなのかなど調べて出てくる内容だけでなく経験も含めて記事の作成をしていきます。

とても長文になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。「スキ」や「フォロー」していただけると励みになりますのでぜひよろしくお願いいたします。

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