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やりたいことを全部やって生きるキャリアをつくる・青木優美さん

株式会社しびっくぱわーで会社員をしつつ、個人で素粒子アクセサリーを販売。また、サイエンスコミュニケーターとしても活動している青木優美さんに、赤塚中学校の生徒さんに向けてキャリアの授業をしていただきました。自身の仕事選びや働き方についてお話していただいた中から、生徒さんたちに刺さったお話の一部をご紹介します。

青木優美さん|株式会社しびっくぱわー広報部 / 素粒子アクセサリー粒や店長 / サイエンスコミュニケーター
日常に科学の種を見つけるのが好き。博士(理学)。
大学では化学、大学院では素粒子物理を専攻し「加速器」という実験装置の設計に携わっていました。大学院在学中に「粒や」を立ち上げ、アクセサリーや実験教室を通して科学の楽しさを伝える活動をしています。大学院卒業後しびっくぱわーに入社したので、28歳の新卒です!

1冊の本との出会いが、人生を変えてしまうこともある

理学博士であり、社会と科学をつなぐサイエンスコミュニケーターとしても活動している青木さん。中学生までの夢はずっとパティシエだったそう。科学の道へ進むことになったのは、高校の進路指導室で目に止まった『神の素粒子』という本がきっかけです。重ねて、学校の物理の先生が本のテーマ・素粒子を学んできた人だったそう。どんな出会いが人生を大きく変えるか分かりませんね。

“やりたい!”は、全部やって生きていくのが私のキャリア

キャリアフェス登壇にあたり、辞書で「キャリア=経歴」と調べてきてくださったそう。キャリアなんかまったく考えずに生きてきたという青木さんですが、「やりたいことを全部やって生きていく。これが私のキャリアです」と言い切ると、生徒の皆さんは虚を突かれた様子でした。
あらゆる挑戦を応援する場「Tsukuba Place Lab」での出会いで、やりたい!が加速するようになったそう。

パティシエの夢だって、諦めてしまった訳ではない

生徒さんから今の夢について尋ねられると「アクセサリーショップと宇宙カフェが併設しているスペースをつくりたいですねぇ」との答えが。学生の頃なりたかったパティシエも諦めてしまった訳ではなく、形を変えてこれから実現することもあるのかもしれません。
「当時は本業としてやりたいと思ってたけれど、別な形でも実現できると気付きました」というお話、中学生にとってはキャリアをやわらかく考えるヒントになったことでしょう。

講話を受けた生徒さんからの感想や反応

「自分のやりたいことなんでも挑戦する姿勢が心に残った」「キャリアは経歴れはなく生き方という考えを学んだ」など、青木さんの言葉や考え方が生徒たちには新鮮に感じたようでした。

◆赤塚中では全部で11名の社会人が講師を務めてくださいました。
ほかの方のお話はこちらからご覧いただけます。合わせてチェックしてみてくださいね。

レポート:荒川ゆうこ


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