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お金の限界


どうも、tokusanです。


とっても分かりやすい"お金の限界"の話をします。


現在のお金の発行の仕組みは、「信用創造」というものによって行われています。

信用創造の簡単な流れはこんな感じ↓

個人が銀行に100万円を預け入れる

銀行が100万円(正確には99万くらい)を別の個人に貸す

別の個人が100万円を持つ
(ここで世の中には200万円がある状態に)

その人が100万円を銀行に預け入れる





100万円が最大1億円までに増える
(実際の紙幣は100万円しかない)

※一億円までにしか増えない理由は面倒なので割愛します。

お金はどんどんと増やすことができるわけですね。

ドラえもんの秘密道具「バイバイン」的なものです。栗まんじゅう美味しい。
(宇宙にお金を捨てないといけなくなるほどは増えないのでご安心を)
(バイバインを知らない方すみません)


ここで、本来のお金の目的を考えてみると、

お金は実態価値の交換のためのツール

だったはずですよね。物々交換を分かりやすくするためにできたものです。


ということは、

お金の量≒資源の量

にならないとおかしいわけです。


先ほどの信用創造の仕組みによれば、お金は銀行が発行できる状態にあり、秩序なくお金の量が増加しています。

さらに恐ろしいのが、ここでいう銀行は民間の銀行も含まれており、個人と民間の間で、お金の増加をコントロールしてるわけですね。


そのように、際限なく増えるお金の量に対して、我々の住む地球の資源というものは、
お金の増加と合わせて増やすことができるのでしょうか?

答えはノーです。当たり前ですよね。

現在まだこのシステムが回っているのは、
堆積した資源を使い果たすことによって一命を取り留めているだけです。


地球の循環のタイムスケールは長期的なスパンで動いています。石油が古代の堆積物からできるように。

その資源と1秒足らずで倍に増やすことができるお金を比較できるはずがないわけです。

(科学技術によっても資源の増加を促すことはできますが、お金の増加量には敵いません。)


ここまでを理解していただければ、あと少し人類史進むと、お金の限界を迎えそうな気がしませんか?

というか、もうとっくに限界のはずなのですが、日本人は特に"エラい"ので、頑張りすぎてる(頑張らされてる)のだと思います。


今の金融資本主義の仕組みは長く保ちません。断言します。


もう少し働き方や生き方を広い視野で見つめなおして、健全な経済のもと、健全な地球に住みたくないですか?


私はそう思います。



それでは、また

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