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いま、等身大の自分ができることを考えたときに、支えてくれる存在

こんにちは!Earth Company note編集部の小松です。

現在、Earth Companyが行っている「マンスリーサポーター100人募集キャンペーン」の一環として、各スタッフに「私がEarth Companyに関わる理由」として綴ってもらっているこの企画ですが、今回はバリ島ウブドのエシカルホテル・「Mana Earthly Paradise」でインターンをしているさやかちゃんに書いてもらいました。

これは密かな自慢なのですが、Earth Companyのインターンたちは、本当にとっても素敵な感性なのです!バリ島での様子とともに、さやかちゃんの豊かな感性をぜひぜひご一読ください!

インドネシアで見つけた、“地球の楽園”への道

みなさん、はじめまして。
Mana Earthly Paradiseインターンの鈴木さやかです。

私がEarth Companyのことを知った入り口はManaでした。今日はManaとの出逢いから「私がEarth Companyに関わる理由」をお話したいと思います!

このnoteを読んでくださっている皆さんはご存知かもしれませんが、Mana Earthly ParadiseとはEarth Companyが運営するバリ島のエシカルホテルです。

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去年の8月、大好きなWebメディアの1つ『IDEAS FOR GOOD』の中でソフトオープン直後のManaを紹介する記事を読み、ワクワクが止まりませんでした。

最先端のテクノロジーと伝統的な暮らしの知恵を活かしたエコなデザイン。
それでいて無理がなく、快適で居心地の良い空間。
誰にでもオープンで、色んな人、文化、生き物が共生する学びの場。

「こんな場所があったらとずっと思ってた!ほんとに実在するなんて…しかも日本人が経営しているの!?」と興奮しっぱなしでした。

偶然か必然か、当時同じインドネシアのジャワ島へ留学していた私は、大学の試験休みを利用してバリ島を訪れ、いざ“地球の楽園”へ足を踏み入れたのでした!

そこでインターンをさせてほしい旨を伝えて、ジャワに帰ってからも何度かやり取りを重ね、晴れて今年の2月よりバリで働くことになりました!

野生動物を守りたい。そのためには社会を変えなくちゃ。ではどうやって?

小さい頃から動物が好きでした。人間の経済活動のせいで、多くの野生動物が命を失い、美しい自然が失われている…。そんな話をテレビで見る度に子供ながらに悔しさと憤りを感じ、大学では迷わず生態系保全の道に進みました。

しかし生態学を学ぶうちに、関心の対象が動物から人の暮らしや社会へと移っていきました。例えば、ジャングルの中で絶滅に瀕した動物をどんなに懸命に救っても、それは対症療法。問題の根幹にある人間社会を変えないことには、いつまでも環境への悪影響はなくならないと感じたからです。

では、どうやったら社会は変えられるんだろう…?

そんな時にManaに出会い、観光という産業の中に居ながら、地域コミュニティや環境に配慮した仕組みを創り出せることを知りました。また、インターンを始めてEarth Companyの仕事に関わる中で、貧困や難民、教育、医療など様々な社会問題も身近に感じられるようになりました。

私のようにManaに興味を持った人が、Earth Companyを通じて他の社会課題にも関心を持ち始める。逆に、Earth Companyから入ってManaを知り、環境問題やエコに取り組んでみようと思う。

そんな風にManaやEarth Companyが、出会った人の社会への関心を増幅させるきっかけになったらいいなと思います。

ビシバシ鍛えられ、大変なバリ・インターン生活と思いきや…

さて、いよいよインターンが始まるという頃、私は期待と緊張でまさに「ワクワク、ドキドキ」していました。

まだ歴史も浅い小さな団体でありながら、国を超えて大きなソーシャルインパクトを生み出し、沢山の人に応援されるEarth Company。

一体、どんな凄腕集団がどれほどハードに働いてるんだろう?
ただの学生がぽんっと入って大丈夫かな、やっていけるのかな…?

この心配は半分アタリ、半分ハズレでした。

たしかに少数精鋭の凄腕チームなのは間違いありません。様々なキャリアと高いスキル、何よりスタッフ全員の強く真っすぐな熱意に圧倒されました。だからと言って、毎日朝から晩までオフィスに籠り、ゴリゴリ仕事ばかりしているかというとそうではありません。

たとえば知さんは、朝、サーフィンをしに行ってから昼前にオフィスに来たり。明日香さんは16時頃にオフィスを出て、そのままヨガのレッスンを受けに行ったり。初めはその自由なワークスタイルにびっくりしました…!

また休みの日には、みんなでバリの宗教行事に参加したり、買い物へ行ったり。いつも誰かが誘ってくれて、バリに着いたその日から寂しいと感じることは1度もありませんでした!

特にまだ学生である私やインターンの先輩・颯さんは、「ちゃんとごはん食べてるの?」と心配され…笑

バリのソーシャル研修事業を担当する亜子さんに「お茶しにおいで~」としょっちゅう家に呼んでもらったり、明日香さんから「今夜餃子作るから来る?」と誘ってもらって、濱川家の子供たちとみんなで餃子パーティをしたりと、家族のような温かさで受け入れてもらいました。

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ああ、この人たちのひたむきな姿勢と温かな心に、沢山の人が動かされるんだなと実感しました。

社会貢献は大変なことでもスゴイことでもない。ただ、みんなで一緒に生きていくこと。

社会課題、気候変動、環境問題…。私たちの目の前には山のような課題があります。

それらへの向き合い方は人それぞれ。以前、颯さん&繋さんのFacebook Liveでもあったように「関わり方のグラデーション」があり、立場に合わせて色んなやり方があると思います。

でも、向き合わなくていい人は1人もいない。

地球の一員として、いま、等身大の自分ができること/すべきことを考え、動き続けていくことが大事ですよね。それでも、どうしたらいいかわからなくなったり、自分の力の小ささに苦しくなったりすることもありました。

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でも今は、Earth Companyの存在が強い支えになります。

ここに世界の今から目を背けず、次世代に繋ぐ未来を創り続ける人がいる。そして色んなところで同じビジョンを抱き、Earth Companyに共感し関わってくれる人が沢山いる。

だから、まだまだ力不足で至らぬことばかりですが、このチームでもっともっと勉強させてもらいます。そしてインターンの期間が終わってからも、地球の仲間としてEarth Companyに関わり続けたいと思います!

一緒になら「未来を変える力」になれる

同じ想いを持った、素敵な仲間の皆様にお会いできるのを楽しみにしています!

Earth Companyはマンスリーサポーターを募集しています

★書いた人
鈴木さやか(Mana Earthly Paradise インターン)

東京農工大学農学部地域生態システム学科在学中。持続可能な暮らしへ繋がる“ワクワク”を求め、国内外を旅して回る。インドネシア留学中にManaと出会う。今、取りたい資格は狩猟免許とビオトープ管理士。趣味はジャズサックスとサッカー。


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