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KYZTのススメ

みなさま、こんにちは。
鎌倉の情報デザイン会社、アースボイスプロジェクトです。

立秋を過ぎた頃からツクツクボウシが鳴き始め、風が少し涼しくなってきている鎌倉。

暑さの中でも涼感を大切にしたいものです。

今日は弊社代表の榎田竜路がこの前話していたことが、ちょっと面白かったので共有させていただきます。

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あるコンサルの方に、榎田さんのところもPDCAをしっかり回して経営されているんですよねと尋ねられたので、うちはKYZTでやってますよと答えたら、なんですかそれ?というので説明しました。


K=神頼み
Y=やぶれかぶれ
Z=全力発揮
T=棚からぼたもち


すると、「ご冗談を」というので、さらに詳しく説明させていただきました。

K=神頼み
自分の感覚や思考のパターンを完全に止揚して、客観的に世界が必要としているであろうことを考える。神様ならこう望むという視座が必要。

Y=やぶれかぶれ
「神頼み」で考えたことや、今まで経験したことをランダムに組み合わせる。自分の知覚の癖を介在させないようにするためには、一心不乱にシャッフルする必要がある。

Z=全力発揮
ランダムな組み合わせの中から、偶然に立ち合われてきた可能性を命懸けで形にする。

T=棚からぼたもち
まさに文字通り。


そうしていくうちに、思いもよらないことが必ず起きてくる。


自分の思考パターンから逃れるというのは、実際にはかなり難しいです。
「神頼み」を、自分の欲望の実現と思っていては、いつまで経っても願いは叶いません。逆に、正しく「神頼み」ができれば、半分くらい成功したも同然です。

以前に、フランスの某老舗ラグジュアリーブランドの日本支社長に言われたことがあります。「願いをしっかり立てることができたら、あなたの望みは、半分は叶えられたも同然よ。」

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この一見いい加減なKYZT、親鸞上人の説いた「他力本願」にも通ずるところがあるんじゃないかと個人的には思っています。

「他力本願」とは、とにかくやぶれかぶれに、一心不乱に、私利私欲抜きで全力で必死に生きているうちに、どこからともなく「他力」がやってくる、と勝手に捉えていますが(仏教徒の皆様、いい加減ですみません 苦笑)、そう考えると、KYZTに割と似ていると思いませんか?

お盆に何をアホなことを…と怒られそうですが、
お盆だからこそ、神頼み、ご先祖頼みです。

正しくお願いして、そして全力でやり遂げる。
すると、結果は思いがけないことが起こるかもしれない。

そう思うだけで、頑張り方が違ってくると思いませんか?
お盆にしっかり神様、ご先祖様に感謝して、次に繋げたいと思います。

ということで、残暑お見舞い申し上げます!

榎田智子


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