なぜ反対意見は受け入れられないのか
人は自分の考えを肯定する理由は積極的に探すが、反対意見は簡単には受け入れない傾向がある。
つまり、物事の判断をするのに無意識に色メガネをかけている可能性がある。
自分の意見に関して賛成意見だけを評価して決定を下す、このように自分の考えや思い込みに固着し、肯定的な情報を集めてしまうことを「確証バイアス」と言われる。
絶対こうだ!と言う強い思いを持ち、それを推し進めようとする人が周りに意見を求めたとしても、色メガネをかけていると無意識に良いことしか探さないと言うこと。
そこには自分の考えに対する強い思いに加えて、例えば費やした時間を無駄にしたくないと言うところに重きを置いて判断することも確証バイアスの一つに数えられるそう。
これって逆にも言うことができると思う。
例えば片思いをしている相手からラインの返信がこないとき。
返信の仕方が悪かったかな・・・
既読がついてるのに返信してないと言うことはもう好意はないのかも・・・
との思いがぐるぐるしちゃってるときにする行動として、
あえて私たちはその返信がこないこと=好意がない
と言うことの裏付ける理由探しをしてしまう・・・!
グーグル先生に「既読スルー 好意なし」と検索してしまったり笑
これもいわゆる色メガネをかけてしまってることの一つだと思う。
本当はただ単に忙しくて返信してないかもしれないし
ただ返信するのを忘れているだけかもしれないのに
あえてマイナスの方向を探しに行ってしまう・・・
そんなことってありますよね・・!!
一つわかりやすい例として片思いの時の気持ちを出しましたが
でも、私たちってこうやって知らず知らずのうちに自分の思いを裏付けるための行動を取っているのですよね。
良くも悪くも。
その無意識の行動に気付けるかどうかがすごく大事だなぁと思います。
頭の中って常にぐるぐる回っていて、
今日考えていることは昨日考えてることと70%同じであると言うことを聞いたことがあります。
つまり、頭で考えてることは常に巻き戻して再生を繰り返している。
その内容が例えばネガティブな内容であったならそれを知らず知らずに何度も頭で無限再生をしてしまってる。
楽しかった思い出よりも嫌な思い出の方が鮮明に覚えていると言う経験もまさにこれなんだろうなぁと思います。
でもそれってすっごくもったいないですよね。
どうせ見たり思い出したりするなら楽しいことやハッピーなことで頭をいっぱいにしたい!
そのためにはやっぱり気づくことが何より大事なのだとつくづく感じる。
その練習として瞑想はすごく良いと思います。
瞑想のやり方は色々ありますが、また、別の記事で書こうと思います。
自分の意見とは異なる意見も柔軟に受け入れていけたら、自分の世界も、相手の世界も広がるだろうなぁと思います。
なんだかまとまりがなくなりましたが・・
反対意見を受け入れられないのは
人は都合の良い情報ばかりを集めてしまうから
と言うこと。
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