自分にパワーを取り戻して
あの人だからできるけど私には何もないから
他人との比較、気づくといつもしてしまう
癖になっていないですか
比べるのがデフォルト
小さい時にバレエを習っていて、
だけど身体が固くて
手足や首も長いわけではなくて
しまいには、レオタードや持っているバッグも
かわいいものを持っている子を羨ましく思っていて
鏡張りのバレエの教室で自分の姿を見ることが嫌でたまりませんでした。
お手本とはほど遠い自分の姿を見るのが嫌で
どこをとっても自分は足りないと感じてしまう
手足の長い、踊りの上手な子の姿を見て、
いいなぁこうなりたいなぁと
小学生の私はバレエに夢中になるのではなく、
そんなことをいつも考えていました。
比較は当たり前
人間はひとりでは生きていけないので、社会の中で生きるうえで、
周囲の人々と自分を比較することで、
自分の社会における位置を確かめます。
そしてレベルや領域など自分と似た他人を
位置を確かめるために比較対象に選び、
自尊心が傷つかないように防御したり、
頑張る自分をつくりだす、と人間の持つ心理として言われます。
さらに育った環境や教育などが無意識のうちに影響し
集団意識や同調圧力が強い日本のような環境だと、
他人との比較は否が応でも刷り込まれて育つことが多いと思います。
教室で同じようにできることが当たり前
違うことが間違っていて
できていないことはおかしくて
できるようにならなきゃというアイデンティティを持つことは自然なこと。
それは本当?
人は誰一人同じひとはいないのに
意味がないということ
子供から成長して、そのままどこまでも
常に比較が当たり前となっていることは、
常に自分の外側に意識が向いているということ。
自分のエネルギーを自分ではない誰かや、
外側の環境に注いでいるということ
他人と比較をして意識やエネルギーを注いでも、
その人は自分の人生になんの責任もない
だから比較は私にはもういらない
影響はあるかもしれないけれど、
自分の人生を責任を持って生きていくのは
親でも子供でも友達でもパートナーでもなくて
他ならない世界に一人だけの自分
自分が生きているそのエネルギー、
そしてその大切な時間を
どこにどんな風に注ぎたいでしょうか
自分にパワーを取り戻して
自分に意識を向けること
自分は何を感じているのか感じてみること
人間は五感で世界を理解しているから、
今自分は五感で何を感じているのかに気づくと
誰かがどうであるかではなく
自分は何を考えているのか
どうしたいのか
自分の為にもっとエネルギーを向けることができ
未来へ向かうパワーも湧いてくるから
そうは言ってもやっぱり比較してしまったり
自分には何もないともやもや悩み続けてしまう場合は、
コーチやカウンセラーなどと話すことで
自分が感じていることを知ることができます。
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あなたがあなた自身に優しさを向けていられますように