伯爵ぺんぎん

くだらない頭で考えた、くだらない日常を書いています。

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最近の記事

長野立てこもり事件のホリエモンの解説

かなり久しぶりに記事を書きます。 長野で立てこもり事件が発生しました。 田舎の名家の長男が起こした事件ということで、ホリエモンがYouTubeチャンネルでそれについて意見していました。 内容的には、 田舎の農家の長男には逃げ場がない。 田舎の濃密な人間関係に窒息してしまった。 東京でもニューヨークでもいいから逃げろ。 という感じでした。 自分は、東京出身で、現在毎年大雪が降るような田舎に住んでいます。 もちろん、ポツンと一軒家というわけにはいきません。 雪が降るからね。

    • 398円のお布施(税抜)

      少し前にある女性と話をした。彼女は、いわゆる新宗教のようなものを信じている人なのだけど、何かに縋らなければならないような環境だとは、自分には思えなかった。だから、彼女がなぜそういうものに入ってしまって、さらにはそこにお金を使ってしまうのか? こう言っては大変に失礼なのかもしれないけど、興味があった。 彼女の夫は、数年前に脳梗塞を患った。それは彼女にとっては晴天の霹靂と言えるような事態だと思うが、彼女の夫は60歳を過ぎていて、それなりの病気がいつ出てきてもおかしくない状況だと

      • 思考する言語

        米国の実践心理学者のスティーブンピンカーさんがこんなタイトルの本を出していましたね。今回、その本の感想を書くわけではありません。最初にお断りしておきます。 知人のマレーシア人の知人(有体に言えば、私にとっては他人)の子供(現在中学1年生)が問題児ということで、いわゆる発達障害かどうかの診察を受けたそうです。診断の結果は、発達障害ではなく適応障害だったとのこと。 その子はマレーシア人ではあるものの、米国生まれなので彼の基本言語は英語(米語)らしいです。そして、彼らの家族の母国

        • 言えないことを想像してみる

          最近北京冬季五輪の外交的ボイコットがニュースになっている。今日の新聞を読むと、日本は外交ボイコットよりも柔らかい判断をすることで落ち着くみたいだけど、もう少し考えてほしいと思う。 今まで頑張ってきた選手にとって全面ボイコットは流石にできない。というのが大方の味方なんだと想像するし、そういう空気のようなものも、感じる部分はある。けれど、もう一つ想像力を働かせてみたいと思う。 もし、自分の子供、兄弟、伴侶がオリンピックの代表だったら、あなたは、北京五輪にその人を参加させたいと

        長野立てこもり事件のホリエモンの解説

          進化する時間泥棒

          「モモ」と言う小説の中には「時間泥棒」と言うキャラクターが出てくる。いわゆる悪役。そして、大人になって本当にその「時間泥棒」がいるのではないかと言う錯覚を感じている。もしかしたら、彼らはどう言う形にしろ実在している何かしらなのかもしれない。 村上春樹が特集されているBURTUSを読んでいたら、カセットテープについての記述があった。私は村上さんよりもかなり控えめに言って少しだけ年下なのだけど、カセットテープを愛用していた世代である。 記憶に残っているカセットテープへの録音方

          進化する時間泥棒

          放浪者

          話題になっているQUEENの映画「ボヘミアンラプソディ」を観てきました。 自分の年齢からすると、ちょうど外れているくらいなんですよね。QUEEN。 一番最初の記憶は、ノエビアのCMで流れていた I was born to love you いい歌だなぁ。と、確か高校生くらいだったかな?そう思っていたのですが、テレビでそのPVのようなものを観た時、正直「なんだこれ?」って思いました。 だってそうでしょ。いい歌だなって思って聞いていた歌を歌っていたのが、なんだかわからないヒゲの

          戦わなければ勝てない

          杉田水脈論文が話題になったとき、実は新潮45を購入して読んでみた。 確かに「生産性がない」という表現はないんじゃないかという気はしたけど、全体的にはそれほど突拍子も無いことが書かれているとは正直思わなかった。 もちろん「生産性がない」という言葉尻を捕まえてしまえば、いくらでも批判はできるとは思う。子供を作ることだけが人間の生産性ではないわけだから。 彼女のオウンゴールは、この点だけだったような気がする。 数年前、多分5年くらい前にネット上でこんな話題をみつけたことがある。

          戦わなければ勝てない

          指図したがる人々

          医科大の女性差別(と言って差し支えないと思うのだけど)のニュースは、 「あぁ、やっぱりなぁ。」 と思うところもあったし、 「とんでもないなぁ。」 と思うところもあったと言うのが、正直なところ。 女性差別というよりは、男女の性差っていうものが、相変わらず社会にはびこっているなぁ。 と感じたというのが、一番的確な自分自身の心理描写なのかもしれない。 その前に問題視された国会議員のLGBTに対する配慮のない発言?も、そういうことなんだろうと想像に難くない。 なんていう言葉遣いを

          指図したがる人々

          交流する人が増えました

          このところ、いろいろそりゃぁもういろいろ、ありまして、 交流する人が増えました。 年齢的に、新しい環境になったわけでもないのに、知り合いという人が増えていくというのは、嬉しいというだけではありません。残念ながら。 正直なところ、うっとうしい。ですね。はい。 その交流の中で、山に登ることになりました。山です。山。 もともと、山登りをしよう!したい!という気持ちから、山登りの仲間ができたわけではなく、たまたま集まった仲間から山登りがしたいという風になったので、レベルの差もあ

          交流する人が増えました

          世界を新しくしてみたら

          酒鬼薔薇聖斗と名乗った中学2年生の14歳の少年がどうしてあんな事件を起こしたのか? もちろん友人も自分も精神分析の勉強をしたこともなければ、心理学の勉強をしたこともない。だから、いわゆる専門家的なことを喋るわけではない。でも、考えることくらいはできるものだ。 本を読んだ限りというか、酒鬼薔薇聖斗の視点で見る限り、彼の家族に問題はなさそうなんだけど、本当にそうかね? 本の中に山地悠紀夫の話が出ていたけど、あれも、本人の資質だけの問題なのかね? ー快楽殺人ー 酒鬼薔薇も死

          世界を新しくしてみたら

          歌は絶えた。

          昨日は、花の金曜日。 なんて今時は言わないのかもしれないが、友人とお酒を飲んだ。 たまたま金曜日だっただけで、花でもなんでもない。 友人は、どんなカテゴライズにも属さないようなタイプの人で、その考え方や行動などが、とても自分には理解不能なところがある。 合理主義者 といえばいいのだろうか。 現実的とは言えない事を平気で言ってのけるから、ある意味痛快で、ある意味空恐ろしくも感じる。 そんな友人と酒を飲んで、話題になったのは『絶歌』についてだった。 「なに?お前読んでいないの

          歌は絶えた。

          ハッピーエンド

          早稲田文学を読んでいる。 今日は、『ハッピーエンディングな話を聞かせてくれよ』という往復書簡を読んだ。 これは、イスラエルがガザへの地上侵攻を開始した数日後にアメリカへ脱出したイスラエル・パレスチナ人作家のサイイド・カシューアと、その友人のユダヤ系イスラエル作家・映画監督のエドガル・ケレットと国籍離脱者としての人生についてのやりとりである。 「え?イスラエル人とパレスチナ人が友人同士?」 と、単純な自分は思ってしまったのだけど、どんなにいがみ合っていようと日本人だって韓

          ハッピーエンド

          ネコとタバコとブンガク

          財布の使い方について考えている。 赤信号を無視するほどには考えていないけど、考えている。 長財布と二つ折り財布。 札入れと小銭入れとカードケース。 色やブランドだって重要なアイテムかもしれない。 自分はというと、特にこれといって特徴のない財布を使っている。 使いやすさ重視ということで、二つ折り。もちろんメンズ。 昨今の流行りなのか電子マネーでほとんどの買い物を済ませているので、小銭入れは財布についているものを使っているが、カードはくそ山ほどあるので別にカードケースを持っ

          ネコとタバコとブンガク

          ドラマティックな演出について

          「セッション」という映画が話題のようですね。 こんな田舎に住んでいるので、観るのは当分先になりそうなのですが、ネット社会の悲しさか、情報だけは入ってきてすっかり耳年増?のような気持ちになっています。 かなり話題になっているので、観ていない私がネタバレ的なことを今更書いてもどうってことないと思いますが、要はスポ根サイコ音楽映画というところなのだろうな・・・。と、想像を巡らせています。 しかし、そういう世界を知っている人、または、そういう世界に実際にいる人から見ると、かなりの

          ドラマティックな演出について

          noteが一周年

          わたくしごとですが、 わたくしも、本日⚪️⚪️周年を迎えました。 生きています。

          来し方行く末

          画像はハフィントンポストの 保育園、住民の反対で開園延期 子供の声による騒音だけでなく、親のマナーも懸念 という記事から。 自分はよく、 「年金をもらうくらいなら、餓死をしてやる。」 と、公言をしている。 もちろん、その言葉を取るほうは冗談だと思っているだろうけど、自分的には半分は本気。 というか、希望。 だけど、もちろん年金はきちんと納めている。 自営業なので、国民年金。 パートナーは会社員なので、厚生年金。 厚生年金は、給与天引きなので否応なく払わざるを得ない環境

          来し方行く末