見出し画像

【日本シリーズ】燕投手の大舞台完封は楽天・石井監督以来。高橋奎二イメチェン~11/21B0-2S

高橋奎二、イメチェンの快挙達成

初戦は5回までスコアレス、2戦目は7回まで0-0
日本シリーズ第2戦も終盤まで1点を争う接戦になった。

両軍先発サウスポーによる、見ごたえのある投手戦だった。

オリックス先発の宮城大弥は8回途中1失点。まさに快投と言って良い。
ゴロ率57.1%のとおりヤクルト打線にイージーゴロを量産させ、5回までは1人のランナーも出さなかった。

いっぽうヤクルト先発・高橋奎二は5回までは毎回走者を背負う苦しい内容。合計3イニングで先頭の出塁を許すなど前半戦は粘りの投球を強いられた。

しかし、おもしろいことに軍配は24歳の高橋に上がっている。

明暗分かれたのは6回以降。宮城がヤクルト打線の3巡目から対応され、ベテラン青木にタイムリーを許したのとは対照的に、高橋は尻上がりに調子を上げていく。

9回代打で出てきたラストバッターのジョーンズから空振り3つを奪い133球でフィニッシュ。日本シリーズでプロ初完封勝利を達成した。なんと、スワローズの投手が日本一を決める頂上決戦で完封勝利をあげたのは、1997年の石井一久・現楽天監督以来だという。

ホップ成分が多くシュート成分の少ない真っ直ぐが強力だった。最速150キロ、平均146.8キロ。解説・和田一浩さんが繰り返し指摘したように・・・(続く)

★★★新規読者さん、お待ちしております!★★★
楽天イーグルスを周囲よりも“半歩”詳しく知りたいあなたへ。
この続きは、本稿のみのご購入でもお楽しみいただけますが、noteマガジン『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記〔2021後半〕』がお得!
他球団ですが日本シリーズの試合評、退団記事、シーズン総括などを12/31まで綴ります。また、同内容を『まぐまぐメルマガ』でも配信中、こちらは登録初月無料です。楽天の記録を細かく集計する当方の活動をご支援いただける方、ぜひご参加をお待ちしております!新たな読者さん、お待ちしております!

ここから先は

1,636字 / 1画像
この記事のみ ¥ 100

読者の皆さんにいただいたサポートで、さらなる良い記事作りができるよう、心がけていきます。