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【戦評】 今季最多15安打で「打」は上々も、「投」は6戦連続5失点以上~2月25日○楽天7-5DeNA

今シーズン最多15安打でDeNAを粉砕!

今キャンプ沖縄最後の日曜日、楽天はDeNAとオープン戦。

昨季ともに3位に終わったチームの激突は、イーグルスがスコア7-5で勝利した。

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収穫は対外戦最多の15安打を記録した打線だ。

島内が4打数4安打と気を吐くと、今江の対外戦初安打はダメ押し3ランに。
俊足の田中は相手守備体系のスキを突くサード前方のバントヒットを鮮やかに決めると、三好、内田、西巻といった期待の若鷲にもHのランプがつき、「打」では溜飲下げる場面が多かった。

試合を9回ゲームセットまで終えることができたことも、良かった。

2回表の終了後、舞台の宜野湾市立野球場は激しい雨足に襲われた。
近隣で開催された阪神x中日戦(北谷)、広島x巨人戦(那覇)は、この雨に祟られてノーゲームになるほど。
しかしながら、宜野湾では約15分の一時中断で済んだ。

今年、楽天の開幕前の対外戦は、昨年比で6試合少ない。
そのため、貴重な実戦を雨で流したくないのだ。

(下記につづく)

両軍のスタメン

楽天=1番・オコエ(左)、2番・島内(中)、3番・ペゲーロ(右)、4番・ウィーラー(三)、5番・銀次(二)、6番・アマダー(指)、7番・内田(一)、8番・足立(捕)、9番・渡辺直(遊)、先発・則本(右投)

DeNA=1番・桑原(中)、2番・大和(二)、3番・筒香(左)、4番・ロペス(一)、5番・宮崎(指)、6番・梶谷(右)、7番・ソト(三)、8番・戸柱(捕)、9番・倉本(遊)、先発・濱口(左投)

戦況有利を作り出す「理想の先制劇」

DeNA先発は2年目左腕・濱口。
ルーキーイヤーの昨年は二桁勝利を挙げ、楽天も交流戦で白星を献上した相手だった。

昨年、楽天が3位に終わった要因の1つに『相手先発サウスポー試合』がある。
菊池雄星が立ちはだかったこともあり、13勝19敗と負け越した。

とくに「球団史上最大の快進撃」に陰りが見え始めた6月2日以降は6勝16敗。
菊池抜きにしても、6勝9敗の戦績なのだ。

そのため、今年はサウスポーをいかに攻略するか?がカギになる。
そのなか、初回に4安打1四球を集めて、2年目左腕から早々に3点先制できたのは、今後につながりそうだ。(E3-0DB)

1番・オコエのボテボテながらも手を抜かず1塁へ懸命に走った内野安打や、6番・アマダーの怪力にまかせて右中間真中に打ち返した2点ツーベースも良かったが、なんといっても価値大だったのは、、、

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