「学べる喜び」名作再読から学ぶ。
2019年 秋
現在、子供達の進路に頭を使っています。
私の脳みその容量が小さい為このよう事になるのですが、我が子の進学希望先が一般的では無いので入念に調べないと痛い目に合います
或る日、ネットから情報をえようと検索していた時ヒットした記事に衝撃を受けました。「高卒=落ちこぼれ」
これが、一般論なのかな?いや、ネットやし・・・。
色々と考えましたが、「落ちこぼれ」と言い切るには視野が狭いなと思うし、わざわざ反論しないけれど高卒でも「優秀」な人を社会に出て見てきたので「ほっとこう」となりました。ただ、このような考えもあるのだろう事を知りました。
私は、自信を持って自分の最終学歴を発せるほどではありません。
当時の自分は、家庭の事情を考え進路先を勝手に決めたので、大学進学を強く進めていた母をガッカリさせました。そんな事情があるので、「高卒=落ちこぼれ」の記事にビリビリと気持ちが反応しました。(私が、社会人になった頃には、家も落ち着き弟たちは国立大学へ進学しました。)
私は、「学びたい」気持ちを抑えて進路選択をしたので悔しかったのかもしれません。
この様な経緯もあって
私は「京都大学」の一般向けの講義を受講するようになりました。「学びたい」気持ちを解放!私は、人からどう思われるよりも「勉強したい!」この事に集中だ!
しかし・・・
最近、国立大学を取りまく環境が厳しくなっており一般向けの講義がなくなる可能性も考えておかないていけないので不安もありますが、今は全力で学びます。
国立大学の運営費交付金について。
2019年7月13日
2019夏期公開講座「名作再読 -いま読んだらこんなに面白い13-」
* 菊池暁 人文科学研究所助教
* 可能性としての子ども/風土記 —『北白川こども風土記』を中心に—
* 中西竜也 人文科学研究所准教授
* 田中逸平『白雲遊記』 —大正時代の日本人によるメッカ巡礼の記録—
* 藤井正人 人文科学研究所教授
* インド古典が語る理想の「終活」 —五木寛之『林住期』から話を始めて—
*中西准教授の講義 —大正時代の日本人によるメッカ巡礼の記録—
『白雲遊記』は、田中逸平が政教社発行『日本人及日本』に「西へ西へ」「メッカ巡礼」「白雲遊記」というタイトルで大正13年(1924)12月20日~大正14年(1925)4月15日号に連載した一冊。
大正12年12月(1923)、田中逸平が日本人で二人目となるメッカ巡礼の旅を記した貴重な文献。
『白雲遊記』は、中西准教授の研究にも繋がっており田中逸平がどのような感覚を持ち何故メッカを目指すことになったのかを深く知ることが出来た。
*藤井正人 人文科学研究所教授 インド古典が語る理想の「終活」
—五木寛之『林住期』から話を始めて—
この本は、講義を受ける前に購入できたので準備は出来ていました。しかし、私の予想がひっくり返る講義となりビックリしました。
藤井教授が、インド古典を研究されていた事で「林住期」の本来の意味を知ることが出来ました。(私の教養では、詳しく記せない残念。)
私が、この講義を受け感じたのは「熱中する人間の面白さ」でした。
京都大学で学んだコトは、まだ続きがあります。
最高の学びは、「自分の歩む道」を明確にしていくので有難いです。
最後に
私の大切にしている栞の画像をのせて・・・