見出し画像

【3つの脳 哺乳類脳】

爬虫類脳と同じ原始脳の1つである
哺乳類脳について考察していきます。

哺乳類脳は原始脳の中でも
感情を司っている機能をしています。

爬虫類脳が生理的欲求、安心安全欲求を
満たそうとするのであれば
哺乳類脳は帰属欲求承認欲求
満たそうとしていきます。

爬虫類脳がヴァンダレイ・シウバであれば
哺乳類脳はうさぎのようなイメージです。

自分が愛されていないと感じれば
不安でたまらない状態に陥り
孤独感に苛まれます。

そして、その愛情満たさないまま
溜め込んでしまうと怒りに変わり
爆発してしまいます。

ここに昨今の夫婦喧嘩、上司・部下の軋轢、友人関係等
相手との関係性が上手く築けない要因になっています。

自分で自分を満たしていなければ
相手に自分の存在を承認してもらおうとする
承認欲求を発動します。

そうなると相手に構ってもらおうと
あれこれ要求したり、無理難題を押し付けたり
依存性がどんどん増していきます。

よくあるのが家庭や会社で自分の存在を
承認してほしいがために不平不満や批判を
一点張りに主張する類いです。

このように承認欲求が強い人は
プライドや羞恥心を気にするがゆえに
自分の弱さを素直に自己開示できないまま
内心では寂しくもがいています。

では、どうすれば良い関係性を築けるのか?
それは
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・

自分で自分の感情を思う存分満たすことです。

深呼吸して自分が感じている感情を素直に
紙に書き出したり、言葉に出してみます

そして鏡に向かって
私は愛された存在です
と唱えます。

馬鹿げたような行為に見えますが
実際にやってみると効果抜群です。

それだけ自分の存在を軽んじてしまい
負のスパイラルにハマっているのです。

自己肯定感を無理に高める必要はなく
ありのまま感じていることを素直に表現して
受け入れていけば良いのです。

喜怒哀楽で特に怒や哀の感情はよくないとか
表現してはいけない等軽視されがちです。

感情には一次感情二次感情があります。

一次感情とは最初に感じる感情で
『悲しみ』『虚しさ』『苦しみ』
『心配』『寂しさ』
等があります。

そしてこれらの一次感情が大きくなると
二次感情である怒りとして表現されます。

まず一次感情を素直に表現することで
二次感情である怒りの爆発を
未然に抑えることができます。

普段から些細なことでも気持ちを込めて
コミュニケーションを取ることが
仕事、プライベート共に重要です。

この爬虫類脳、哺乳類脳を順にケアしないと
最終的に人間脳が機能しなくなります。

肉体→爬虫類脳(物理空間)

感情→哺乳類脳(情緒空間)


精神→人間脳(情報空間)

武道の心技体とも関連していて奥深いです。

次回は最終人間脳について考察していきます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?