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報連相、正しく完璧に使えてる人は意外と少ない!?

会社での報連相と言う言葉は聞いたことあると思います。ちなみに同じ言葉の野菜のホウレンソウは全く関係ありません。

報連相は「報告」「連絡」「相談」を省略したものになります。
「そんなの知ってるよ~」と言う方、その報連相を完璧に正しく使えているでしょうか?

今回は会社における報連相の使い方、重要さなどを解説していきます。新社会人の方などは役に立てると思います。




【報告は報連相の中で一番重要】

報告と聞くと何を報告すればいいのだろう。
報告は業務の開始と、終了の時に報告します。
例えば「今から作業開始します」「作業が終了しました」こちらが報告にあたります。

作業の始まりと終わりについては会社からして最も重要な事です。そしてその作業の進行状況を伝えたりするのも報告のうちにあたります。

実はこの報告ができていない会社は意外と多いです。

作業が詰まってしまっている原因の80%がこの報告漏れと言われています。

作業始める前に「上司に報告する余裕がなかった」「途中報告も忙しくて報告できなかった」など報告漏れがあるのはよくあるケースです。

その1つの報告が漏れてしまう事により、上司は「連絡がないので心配で手につかない」「電話しても出ない」なんて事があれば状況を確認するべく会社全体が動いて、普段している業務がまわらない事だってあります。
例えると高速道路で渋滞が起こっているような状況です。

途中報告は作業中難しいかもしれませんが開始時と終了報告はするように意識してみるといいでしょう。

【連絡は基本できている】

連絡についてはあまり語る事はないと思います。
簡単に言うとある日突然会社に電話があり部下の方から「風邪をひいて38度の熱が出てしまいました。申し訳ありませんがお休みいただきたいです」

こちらは連絡になります。会社勤めされてる方は風邪をひいて何も言わず無断で休むなんて事はほとんどないと思います。
いわば連絡は周りの上司や同僚と共有するものだと思っていただければいいです。

【相談・これが苦手な若い方は多い】

長いこと勤めている方は経験あると思います。
「上司にあの事を相談したいけど今忙しそうで後で話そう」こう思い後回しにしたせいで上司から怒られてしまうなんて事あったかと思います。

タイミングなどもあると思いますが基本的には相談事ある時はすぐに話す事です。

その理由は上司が忙しそうにしていたので相談せず業務を始めて、あれ?合ってるかな?と思いつつそのまま作業して結果間違っていたとします。
そうなると上司も対応に時間をとられて、余計な手間ができてしまいます。そして作業した部下も怒られてメンタルが傷つきます。

上司からすると「何故早く相談しなかった!」
そうなってしまいます。そこから部下も上司は怖いと言う印象になりさらに相談しなくなるという悪循環のできあがりです。そうなる前に勇気を出してもっと早めに相談しておくといいでしょう。

そして相談の聞き方を間違えてる方も少なくありません。
上司は部下に対して「分からない事あれば何でも聞いて」と、言われます。部下は「これは何ですか?」そう聞いたときに「自分で考えろ」こんな事言われた経験はあると思います。

「分からない事あれば何でも聞いてと言っていたのに意味が分からない」それで憤りを感じるかと思います。

その相談するのは悪くありません。聞き方が間違っているのです。

「これは何ですか?」ではなく「これの使い方はこれで合ってるでしょうか?」こう聞くと上司からの印象が変わります。

何故なら自分自身で道具の使い方を考えているからです。
何でもかんでも上司に聞いてしまうと「この人は人任せにする傾向がある。自身で考える気がないから成長が見込めない」そんな考えに至ってしまいます。

私もこのような体験あります。
部下から「ナリ吉さん、こんな問題がありました」その言葉しかなかったので、相談を受けた時に私はう~んとなってしまいました。

私はその時、部下に「どうしたらいいと思う?」こう聞き返すと言葉に詰まっていて、「どうするのかは自身で考えてなかったんだなぁ」と思っていました。
その時に私は「一緒に考えてみよう」そんな提案を持ちかけて、共に作業をして何とか問題を解決できました。

相談するのにも聞き方を変えるだけで印象はかなり変わっていくと思います。


以上、報連相、正しく完璧に使えてる人は意外と少ない!?を解説してみました。

感想

タイムリーな話になりますが今退職代行が話題となっていますね。

今の新卒の方は怒られると言うことに慣れていないのかもしれません。怒られてメンタルを病んでしまい退職代行利用して退職する。そんな感じします。

私は10年前は殴られて怒られるのは当たり前でした。理不尽に感じていましたが、数年会社を続けていると何故怒られていたのか理由が分かってそのありがたみが分かってきます。今でも上司には頭が上がりません。

会社は数年続けてみると色々と見えてくるものがあります。私も最初は不安や恐怖しかありませんでしたが続けていくと、だんだんとましになっていきました。
新卒の方もめげずに続けていければいいかなと思います。どうしても合わないとなれば転職するのもありかもしれないですね。

ナリ吉




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