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希望       詩

小さな声で母はおはようと言い見逃さなかった。
気を強く持って死んじゃだめだよと
寝たきりの人に注意をした。
望みは高い方がいい。
微笑み、ニコリとまではいかなくても
ボンヤリ笑う姿に私の心はウキウキした。
やはり威張るわけじゃないが一人娘の
コミュニケーションが成り立つのだ。
分かってくれる?
この母の波の様な日々変わる体調。
神棚に手を合わせ私は希望に満ちた朝がやってくる様拝んだ。

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