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ボンノウ 詩
何事につけてジェラシーとは縁遠い。
憂い事今の所ナシときた。
幸いあれど周囲はボンノウに満ちて
苦しんでいる。
その姿に手をさしのべ、ぎゅっと握る。
色とりどり憂いの種類をまとう人々は
悲しく吠えている。
光の子と気づいた私にはライトをつけたような明るさで周りを照らす。
醜さも美しさも人には備わり矛盾した
身体に人間とは素晴らしいと気づく。
ボンノウに溺れている人にうきわを
投げて見た。
これで溺れずにすむならば、浜へあがっておいでよと導くんだ。
静かに静かにボンノウ消滅へ向かい、
あなたに幸あれと私は祈る。
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