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胎児死す     詩

腹にいた子は死んだ。まばたきしても
涙は流れずまだ母性愛に目覚めてなかった。胎児に申しわけなく堕胎してしまい。星になる途中、未練が少々ばかりあった。何故堕胎したかは考えたくもなく。他人の夫のせいにしたがっていた。清らかな魂を持つ子に違いないと確信して疑わなかった。
多分女の子の心を持つ様な男子と私の勘があった。星となり思う存分輝いて欲しい。

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