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大スキな月    詩

三日月の様なスリムな体を求めてさ迷う。
闇に隠れた満月は私の望みを叶えてくれた。
あの丸い肥えた体は嫌われ物だ。
だが喜ばれる中秋の名月と言われる
神無月。
我が愛すべきありのままの姿は変化が激しい。
食えば肥える、食わねばやせる。
もう三日月には振り回されうんざりだ。
私の大スキな満月は犬の遠吠えにて
生きかえる。

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