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幽閉  詩

幽閉された館は鬼門となり嫌われる
病であふれている。人が人を捨てる様に手に負えないと家族が連れてくる
精神病院。現実社会に合わせるため
薬を飲ませるのは、どうも変だと思う
御霊の革命を起こそうと発病する
病ともいえるんだ。社会にとって
都合が悪い者にはふたをしろと言った
所だ16歳で神経症と診断名をつけられ
30年以上この病と付き合った。
最終的には統合失調症となり、立派な
一級障害者として暮らしている。
差別されがちな病、途方に暮れる病人
明るみにやましくない病として
認められるのはいつの事だろう?
明るい未来に期待している。
この社会は不都合な事があるとつつみ
隠す癖がある。こんな社会に
唸っている現実だ。

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