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つり人    詩

たまたま海は近くにあるが魚つりなど
せぬ。遠方から来た人が魚つりを楽しみ生きた海と対話する。そこはお日様の影が映り、キラリキラリと光っては
いるが魚は賢く引っかからない。つり人も煙草を吹かして待て共、上手は魚で糸からエサをくいちぎる。めでたしや、生き物を殺さずにすむつり人は仏の守護でつれない事に気づいてはいない!ここは、拍手を送ってつり人に
がっかりせぬ様祝いの岩にいるのら猫にニャーと慰められる。こののら猫は何を食べて生きてきたんだろう?
住宅街が近し甘えて猫なで声でエサを
もらって生きてきたんだな!それでは
クーラー箱は空っぽで一匹もつれずに
勝負を仏にゆだねて帰るとするかと
帰る支度をする。猫は見送ってつり人の慰め物になった祝いの言葉はニャー
しか知らなかった。

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