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人生が輝く自分マーケティングって?

マーケティングというと自分にはあまり関係ないかも?なんて、思う人も多いかもしれません。でも、どんな仕事の人でも、今はお仕事していないという人や学生さんでも、実はマーケティングという考えはとっても役に立つのです。

2024年の日本マーケティング協会のマーケティングの定義は、下のような内容になっています。

マーケティングの定義
マーケティングとは、顧客や社会と共に価値を創造し、その価値を広く浸透させることによって、ステークホルダーとの関係性を醸成し、より豊かで持続可能な社会を実現するための構想でありプロセスである。

日本マーケティング協会

一昔前のマーケティングは、販売をなくすとか、売れる仕組みを作って成果として利益を得ること、というようなことが中心でした。でも今のマーケティングの定義では、自分たちが利益を得るための仕組み作りということではなく、お客さんや社会と価値を創造して、豊かな社会にしていこうね!って、超簡単に言うとそんな感じです。

価値の創造であり、価値の交換であり、マーケティングはその価値を循環させる豊かな社会を実現させるためのプロセスってことです。

私たち個人の人生も、自分の価値を知り、周りの人たちとの価値の交換で生み出される循環を楽しめれば、豊かな社会ができあがると思いませんか?

本来、ビジネスとは価値の交換です。価値の交換で社会が成り立っています。であるなら、自分の価値を知ることで社会と関わり、社会で自分の価値を活かすことができれば、それは社会からしても自分にしても相互の大きな喜びにつながります。

価値を知ることが重要

そのためには、自分の価値とは何か?を知ることが重要です。

でも、こんな風に言うと、社会に活かせる価値なんて自分にはない!とか、あるのかな?って自信がなかったりする人も多いです。では、そもそも価値ってなんでしょう?

これ、非常に複雑なんです。一般的には物事の「ねうち」ですかね。でも、価値の概念ってビジネスや哲学、心理学など多方面で解釈が違います。そこで、セルフマーケティングではもっとシンプルに考えます。

セルフマーケティングでの価値とは「自分の好きなこと」のことです。

人間の価値というと、「人に与えることのできるもの」なんて言われたりもしますが、自分の好きなことを極めることは誰かの役に立つことでもあるのです。

たとえば、私はマーケティングが大好きです。前述のマーケティングの定義に当てはめると、マーケティングが好きという「価値を創造(何かしらの形に)」して、広く浸透させることで、その価値を必要としている誰かに届けられる、ということになります。

自分の好きなことが自分の価値

食べることが大好きとか、ゲームが大好きでも、寝るのが大好きでも、そこから社会と何かを創造することで、誰かが必要としている価値にできるのです。特に今の時代であれば、一緒に創造してくれるお客さんや社会というのは、SNSなどのWebメディアがその役割の多くを担っているとも言えます。

なんにしても、個人でもお客さんや社会とつながることが気軽にできる時代です。好きを自分の中だけで完結するのではなく、プロセスを誰かと一緒に楽しもうと思えば楽しめる社会です。それで誰かが喜んでくれたら、それはもう個人的幸せと社会的幸せを同時に満たしてくれることになります。

そのためにも、まずは「自分の好きなことってなんだろう?」と考えてみてください。誰かの役に立つだろうか?とか、こんなことが好きなんて変だと思われないだろうか?ということは、考えなくて大丈夫です。

今は「推し」がいる人も多いと思いますが、アイドルやインフルエンサーでなくても、見返りを求めないなら一般の人が好き!でも、そこから生まれる価値は必ずあります。

純粋な「好き」は価値になります。あなたを幸せにします。広く伝えることで、あなたの周りにも喜んでくれる人ができます。あなたの人生は輝きます。

セルフマーケティング、人生をマーケティングする第1歩は、「好きを見つける」ことです。

あなたは何が好きですか?

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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