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初回面談は経歴書をもらわずに楽しめ

初めまして、E3代表の大津です。

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250名ほどのITエンジニアが所属するエンジニアコミュニティを運営し、正社員/フリーランス問わず企業とエンジニアのマッチングをしています。16年ほどITエンジニアの紹介事業をしており、今までの経験を踏まえた自分の知見を外に出していく機会を作っていければと思います。

私自身、まだまだ迷うこと、葛藤することも多いです。ぜひお読みいただいた方の意見や質問なども踏まえて、私も刺激をもらえればと思いますので、何かあればぜひ個別でのご連絡やオープンなSNSでの発信でお聞きいただければ幸いです。

【連絡先】

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メールアドレス:info@e3-pro.com


面談には2つのパターンがある

私は会社員時代から換算してトータルで2,000人くらいのエンジニアと面談をしてきたと思います。
ここで面談といっているのは大きく2つのパターンがあります。

1つ目は、転職先や業務委託の案件を求めているパターンです。
こちらのパターンでは限られた時間の中で、その人のスキルや経験、次の企業や案件で得たいものをヒヤリングし、その場で具体的な企業名や案件情報を提示します。

2つ目は、まだ転職や案件を変える温度感が高くなかったり具体的な目的が無いパターンです。
こちらは、何となく現状にもやもやを感じていたり、いつかフリーランスでやってみたいと漠然と思っていたり、知り合いからとりあえず大津と会ってみたら?とご紹介いただいた方が多いです。

仕組み上、エージェントの面談は「表面的」になる

世の多くのエージェントたちは前者をターゲットにしているので、どうしても表面的な情報のヒヤリングに終始してしまい、その人の本質的な部分に触れることができませんし、関係性もビジネスライクなものになりがちです。

時間は限られているので、その人の表面的な「スキル」をしっかりヒヤリングし、それにマッチした企業や案件を紹介したほうが、書類選考を通過し面接/面談に進められる可能性が高く、効率が良いと思われています。

「表面」よりも「内面」を。その人の志向性を知るための面談を私がする理由

私も仕事柄「表面的」な面談パターンも多く経験してきています。キャリア当初はやはり表面的なスキルや経験にばかり目が行きがちでしたが、次第に「何ができる人なのか」も当然重要ながらも「何がしたい人なのか」「何に喜びを感じる人なのか」を重要視するようになりました。

前回のnoteでも書きましたが、結局志向性が合っていないと「納得」できず、商談が成立しなかったり、長続きしないからです。

参考記事はこちら

また、後者のパターンも同じくらい多いですし、実は後者のほうが好きだったりします。

前者はどうしても限られた時間の中でたくさんのことを聞かないといけないですし、急いでいる人もいるので私自身が不完全燃焼になってしまうことがあります。

それに比べて後者は、ゆるくカジュアルに雑談的な雰囲気の中で話をしながらその人を知っていくことができるので、仮にその後紹介をすることになった場合でも希望に対するアンマッチが起こりづらくなります。
時間は有限ではあるけれど、お互いのことを知るためにお時間いただけたら幸いです。

シンプルに「エージェント」として見られたくない自分

会社員時代からこれまで、結果的に「エージェント」としての仕事をしてきましたが、起業してから「エージェント」と呼ばれることにどこか引っかかりがありました。

その要因は、巷の「エージェント」像にあります。
売上のために「早く経歴書見たい」「早く売りたい」というエージェント臭をプンプンさせたような「エージェント」と同じように見られなくなかったからです。
また、面談相手から「売上のために話したがっているんだな」と思われたくないからでもあります。
もちろん世の中には素晴らしいエージェントも多くいると思いますが、人材がお金に見えてしまっている人も多いようです。

仕事として売上はもちろん大事ではあるものの、それ以上にその人のためにという気持ちになり切れないと、良い向き合いにならないですし、ただの表面的なマッチングになってしまいます。

自分はそんな風に見られたくないなと思っていたわけです。

「人」に関心が無いエージェントが多すぎる

そもそも、どうして巷の「エージェント」たちはそうなってしまうのでしょうか?
持論ではありますが、「人」に対して関心が無いからではないかと思います。

その人が売れるかどうか表面的なスキルや経験で判断したり、仕事と割り切ったほうがあまり悩むこともなく楽なことは間違いありませんが、面談相手からしたら、自分を売り物としてしか関心が無い人に心を開くわけがなく、そんなエージェントの推薦は企業にも刺さりません。

頼るに値するエージェントになりたいのであれば、まずはその人の内面にまで関心を持つことから始めるのが良いのではないでしょうか?。

そのためにおすすめしたいのが、事前に経歴書をもらわずに面談をすることです。
事前情報が少ない分、どんな人なんだろうと興味が湧いてきますし、話しながらその人のことがどんどん分かってくると楽しくなってきます。非効率だという声も聞こえてきそうですが、効率重視して上辺の関係性になることより、非効率でもちゃんとした信頼関係が構築できたほうが長い目で見たらお互い良いですよね。

ここで1点注意点。楽しくなりすぎて自分ばかりが話すようになってはいけません。自分と話して楽しくなってくれる人のことを悪く思う人はいないと思いますが、ほどほどに。

E3ではITエンジニアのコミュニティ運営と人材紹介をしています

E3ではエンジニアの方と企業のマッチングをしております。エンジニアの方には転職希望の有無に関わらず、キャリア相談に乗っております。また企業様についても、採用にまつわるご相談も含めてお話しさせていただいております。

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