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しくじり社長の旅館奮闘記 Vol.27

倒産寸前を何度も繰り返し、しくじりだらけの人生を少しでも教訓として役立てられたらと思いまして、私が学んだことを配信していきます。皆様のお役に立てたら幸いです!


【ブランディング】

現在、会社の採用のブランディングを始めました。というのも、20年以上新卒採用をしてきているのですが、良いものがありながらも、学生にはなかなか知られずに終わってしまっていると思うからです。それは、私がただ若い人材が欲しいというだけで、学生の採用をしてきたからだと思います。

ブランドとはウィキペディアによると、

ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念

Wikipediaフリー百科事典

と定義されています。ブランド価値などと価値という言葉もつけられていたりしますが、ブランドとは他とは明らかに違う品質と捉えて良いのではないでしょうか。

そのブランド価値を認知してもらうことがブランディングだと思います。その為に、まず自分たち自身が自社のブランド価値を明確に定義する必要があります。それも他社とは違うユニークな価値。

その際に重要となるのが誰にとってのブランド価値なのかだと思います。特に、その対象者が絞り込めていることが重要で、ペルソナといった架空の対象者を設定して行う手法も最近は出ています。

採用の観点からすると、求める人材像となります。いろいろな会社の求める人材像をネットから拾ってみると、

  • 主体性をもって前向きに仕事人取り組める方

  • ビジネススキルをつけたい、スキルアップしたい人

  • ともに成長し、地域や社会に貢献したい人

などが書かれていまた。これだけを見ると、どの会社でもあてはまるのではないかと思われます。ここを自社では具体的にどんな人に来てほしいのか明確にしていくことで、より対象者に対するメッセージも強く引き立てられると思います。

さらに、そういう人はどんなことを求めているのか、そこに自社の強みをどう刺さるようにするのか、というところを作ることで、ユニークなものになります。

こういった活動を通して、自社の求める人材像が明確になり、その人の求めているものに自社の強みがマッチしてもらえれば、それがブランディングとしての成功になります。

また、求める人材像が明確になることで、今後の会社作りにおいて、より刺さる教育制度や福利厚生など、さまざまなものをさらに付加していけると思います。こうして、会社が徐々に徐々に対象者にとってより魅力ある会社になっていくのではないでしょうか。

ただ何となくいい会社にしたいと思うのと、こういう人材に来てほしいからこういうものを強化しようとなるのとでは大違いです。万人受けはしなくても良いのです。ある特定の人だけに刺さることができれば、それはもうブランドなのでしょう。弊社もそうなっていきたいと思います。


「ブランドづくりとは、強く好ましくユニークなものを相手の脳に描いてもらうこと」



【お知らせ】
12月11日に、弊社のリーダー学習会を公開します。オンラインでの参加が可能ですので、こちらから是非お申し込みください。

講座:リーダー学習会見学
とき:2023年12月11日(月) 13:00~16:00
場所:オンラインまたは現地にて
お申し込みはこちら
seminar_entry - 【公式】春蘭の宿さかえや (e-sakaeya.jp)

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春蘭の宿さかえや
発行責任者  湯本 晴彦
https://e-sakaeya.jp
住所 長野県下高井郡山ノ内町渋温泉
電話番号 0269-33-2531
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