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テキスト読み上げソフトにどうしてもフランス語を読ませたい その2

前の記事で、日本語とフランス語が混在した文章について、フランス語の部分をなんとかネイティブっぽく読ませる試みについて書きました。

方法を2つ思いついて、
①Text To Speechだけ使う
②Speech To TextとText To Speechを使う

方法①で作成した音声をX(旧Twitter)で公開しました。
②がうまくいかなかったので、その理由をこの記事で説明しています。

※②の方法は以下のとおり※
日本語&フランス語(カタカナではなくアルファベットで)が混在する文章をまず書く。
そのフランス語文章を、テキスト読み上げソフトに貼りつけて「フランス語
」で音読させる。
音読されたものを mp3ファイルで保存するなどして、Speech To Text(文字起こし)に読み込ませ、日本語読みに書き起こし変換する。
文字に起こされた読み方を、最初に作成した日本語の原稿にコピペする。(アルファベットで書いたフランス語は削除)
全体をテキスト読み上げソフトに「日本語」音読させる。
※テキスト読み上げソフトが2回登場する。


※使用したソフト※
Text To Speech =「音読さん」
Speech To Text = 「文字起こしさん」「Googleドキュメント」「Notta」

※試した文章※
”今日は暑いですね。こんな日はカフェオレが飲みたくなります。
カフェオレを注文するとき、フランス語でこのように言います。
Je voudrais un café au lait, s'il vous plaît.”
(①の方法では ”ジュヴドゥレ アン キャフェオレ、スィルヴプレ" とカナ表記)


この方法②で何がうまくいかなかったかというと、冒頭で太字にした部分:
音読されたものを mp3ファイルで保存するなどして、Speech To Text(文字起こし)に読み込ませ、日本語読みに書き起こし変換する。
これが理想通りにいかなかったのです。

まず、
Je voudrais un café au lait, s'il vous plaît.
この文章をフランス語で音読・mp3ファイルで保存するまではできました。
そのmp3ファイルの音声を日本語(カタカナで書き起こしてくれることを期待していた)に書き起こすことがうまくできなかったのです。
使用したSpeech To Textごとに、どのような結果になったかご紹介します。

★「文字起こしさん」
音声認識を「日本語」に設定し、mp3ファイルを読み込ませ「文字起こし」をクリック。完了後、テキストファイルをダウンロードしたところ、
「私は牛乳のカフェがほしいです」
と日本語訳が出てきてしまいました。

★「Googleドキュメント」
mp3ファイルをPCのスピーカーで流し、Googleドキュメントの音声入力に認識させて書き起こそうという魂胆でした。
しかしフランス語になじみがなかったのか?マイクが音声を認識してくれず「聞こえません」と表示が出てしまいました。
音声ファイルの音を最大値にして、再生スピードも遅くしてみたものの、認識されず書き起こしてもらえませんでした。

★「Notta」
mp3ファイルをインポートして「日本語」で起こそうとすると白紙になりました。「フランス語」を選択すると、原文がそのままアルファベットで書き起こされてしまいました。
録音機能を使って、Googleドキュメントと同様にmp3を再生しそれを書きとってもらうことも試しました。
Nottaは音声を書きとってくれたものの、以下のように表現されました。
Je voudrais un café au lait, s'il vous plaît.
「自分の部屋や水をね、チームプレー。」

・・・フランス語を日本語に書き起こそうとすると、日本語に翻訳されてしまうか、原文ママが書き起こされてしまう、あるいはまったく別の意味の文章に仕上げてくれてしまうのでした。

理想通りにいきませんでしたが、複数言語を一度に読み上げるソフトが出てくるのを待ちたいと思います。

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