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【読書記録】群像(2017年02月号)

多分、こんなことがなければ手には取らなかったであろうし、今までこういうタイトルの月刊誌が出ていたことすら知らなかった。

ちゅうつねカレッジでお世話になっているはあちゅうさんの小説デビュー作を読もうと初めて手に取った。日ごろ手にしないものを本屋で買うのは、結構大変で、ありそうな本屋でも扱ってなかったりする。今回も2件目で残り?1冊だった。

小説デビューの3作はショートストーリー。日ごろ小説を読みなれてないのでショートサイズでよかった。

1作目と2作目は、はあちゅうさんの過去とぶつかるような感覚になってしまった。なんか本当にこんなことが起こっていたかのように。

巷に起こるような人間関係がそのまま本の中で起こっているようだった。

そして3作目、「六本木のネバーランド」を読み終えて、ツーっと涙がつたった。わんわん泣くわけではなく。

心がギュッとなる感覚があった。

その後のあの人がどうなっていったのかすごく知りたくなったし、柔らかく生きていてほしい、と思った。柔らかさをなくしてほしくないな、と思った。きっとあの人はなくす前に決断したのだと思うけど。

仕事をしている身として、あの人の気持ちが少しわかってしまうような、誰にでも起こるようなことだなぁ・・・と思いながら。

また、楽しみになった。この位かもう少し長めの小説を読みながら、コーヒーや紅茶をすするような休日が過ごしたいと思った。きっとあの人も今はゆっくり、スタバのコーヒー片手に小説を読んでるかもしれない。

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