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【セミナーのお知らせ】日本語教育の未来を創る:PBLから学習環境デザインのあり方を探る

いつもnoteをお読みいただきありがとうございます!
今回は、セミナーのご案内です。

2024年7月6日(土)に、「山の日本語学校」のあった奥多摩で、セミナーを行うことにしました。「日本語教育の未来を創る:PBLから学習環境デザインのあり方を探る」というテーマで、これからの日本語教育のあり方を参加者のみなさんと一緒に探求したいと思います。

今回のセミナーは、奥多摩まで行くのは難しいという方のために、ハイブリッドで開催することにしました。


セミナーでしたいこと

私は、2017年から2020年まで、「山の日本語学校」という日本語教育機関で、PBL(Project-Based Learning)を主軸に学習環境をデザインし、運営をしてきました。初級段階から、PBLを中心に言語教育プログラムを編成したのは、おそらく業界では初めてだったのではないかと思います。

「山の日本語学校」については、こちらのマガジンに書いています!

PBLは、大学、学校教育など、さまざまな分野で行われています。日本語教育でも、さまざまな形のPBLが授業実践に取り入れられるようになってきました。

しかし、日本語教育で行われているPBLは、本当にPBLと言えるのかというのが、今の私の問いです。PBLが一種の教授法のように扱われていると感じるからです。

PBLを主軸に教育プログラムを編成するためには、学習環境デザインの視点が欠かせません。各教育現場によって、条件が異なりますから、「山の日本語学校」と全く同じ学習環境をデザインするのは難しいと思います。しかし、同様の条件を整えるのが無理であったとしても、PBLは可能だと思います。

言語教育という観点から考えると、PBLで育まれる言語コミュニケーション力は、多様化する社会を生きていくために、今後、重要な言語能力になると確信しています。

今回のセミナーでは、PBL実践をもとに、私がどのような言語教育を目指していたのか、私が依拠する学習観をもとに、どのように学習環境をデザインしていったのかを、はじめの30分程度お話しします。その後、会場のみなさんと、PBLを「学習環境をデザインする」という観点から掘り下げてみたいと思います。

今後、PBLをどのように言語教育プログラムとして編成すればいいのか一緒に考えてみませんか?

開催概要

  • 日時:7月6日(土)13:15〜16:15

  • 場所:酒処雲仙

  • セミナー参加費

    • 現地参加:2,800円(ワンドリンク付)

    • オンライン参加:3,000円

  • 主催:一般社団法人日本語教育支援協会(JaLESA)

ハイブリット配信のための設備やオペレーション費用のため、オンラインの方が割高な設定になっています。長丁場ですので、各自、お飲み物等準備していただけると一緒に盛り上がれるのではないかと思います。

なお、参加者のみなさんが、気兼ねすることなく発言できるよう、録音、録画等は行いません。アーカイブ配信もありませんので、ご承知おきください。

開催場所詳細

今回のセミナーは、奥多摩の鳩の巣にある「酒処雲仙」で行います。青梅線鳩の巣駅から歩いて3分のところにあります。

民宿「雲仙屋」のオーナーが、選りすぐりのお酒(焼酎メイン)を取り揃えています。そして、お酒だけでなく、全国から取り寄せたとっても珍しい缶詰コレクションも堪能いただけます。

Xでも、日々、酒情報が配信されています!

会場までお越しいただいた方には、お好きなドリンクを1杯サービスいたします。あまり広いお店ではないので、参加を希望される方は、早めにお申し込みください。

奥多摩は今、緑が濃く、アウトドアの活動をするのにとてもいい季節です。セミナーだけでなく、「雲仙屋」にー泊して、奥多摩ならではのアクティビティも楽しんでいただきたいです。

参加申し込み

お申し込みは、下記 Peatixからお願いします。

会場でおいしいお酒を飲みながら、直接参加者と語らいたいという方はこちら👇

会場まで行けないけど、オンラインで参加したいという方はこちら👇

これからの日本語教育のあり方について、語り合いましょう!
みなさんのご参加、お待ちしております。

共感していただけてうれしいです。未来の言語教育のために、何ができるかを考え、行動していきたいと思います。ありがとうございます!