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しゅごキャラがいる 2021/02/27の日記

 僕の部屋に来る人間のほとんどは体調を崩す。一人暮らしを始めて友人を数人招き入れて統計を取った結果わかったことだ。

 僕はこの家に住んで3年くらいたつので、それなりに家の事情には詳しくなっているつもりだ。自分、あるいは他人が体調を崩すたびに、その原因を探り改善に努めてきた。扁桃炎になればのどの保湿のために加湿器を設置し、洗濯物が部屋でしか乾せないことが判明したときはワイドハイターを使用することにし、目がかゆいと言われるようになれば朝のクイックルワイパー掛けと歓喜を習慣づけ。ベッドのダニ撲滅のために布団乾燥機も設置した。だがしかしはうえばー!いまだ改善されない機能があるのだ。それは・・・

 部屋が寒い・・・。一応部屋には暖房があり、寒い場合はそれをつけて生活しているのだが、部屋全体が温まったことはない。友人に相談すると、部屋の冷気は窓から逃げる場合があるのでカーテンを閉めるのがよいと教えてくれた。友人がいるときに試したがあまり効果は感じなかった。

 エアコンの設置位置が部屋を暖めるのに適していないということがひとつある。エアコンによって暖められている部屋の位置は、玄関の通路に繋がる扉周辺のみだ。そして、エアコンの風向きと通路の方向が完全に一致しているので、すこしでも扉が開いていたり換気扇をキッチンでつけていると暖かい空気が通路側に流れて行ってしまうのだ。まあ通路は当たり前のように寒いけど。サーキュレーターか電気ストーブがほしい。欲を言えばどっちもほしい。


 科学の時間は終わりだ。ここからは完全オカルトモードに入る。部屋が今日も寒いなあと嘆いていると、頭上からぴちょんと音を立てて水滴が床に落ちてきた。なにをこぼした?と思って周りを見渡してもとくに零れた形跡はない。よだれが流れ星したかなと思って触ったけど生暖かいよりはむしろ冷たい。何の水だこれ!?天井を見ても雨漏れなどの様子はない。こえ~~。

 思わずTwitterで相談ツイートをしてしまった。有難いことにお返事があった。

「日本酒や塩を置いておくとよいそうですよ・・・w」

 このお返事をもとに、僕は部屋が寒い原因を一旦霊障として取り扱うことに決めた。
 ちなみに僕には霊感といった一般にスピリチュアル的体験と呼ばれる現象に遭遇したことがない。夢のなかではお化けが出てきたことはあるけど。つまり会話や霊視?などの方法は僕には試すことができない。とりあえず、霊能者?の力を借りることにした。といっても、知り合いに詳しい人間もいないので、ネットの無料診断に頼る。生年月日とひらがなの名前で僕のそばにいる守護霊を占ってくれるらしい。先に述べておくが、これは信頼性、妥当性などの問題ではなく、僕がどう納得するかが重要なのだ。

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 おぉ・・・じゃあもういいかな。愛想をつかすまで僕のそばにいたらいいと思う。笑
 自分の体調を顧みるに、外に出ちゃダメ!って言われる頻度高すぎるな、とは思うけど、そのくらい実は僕がデンジャラスな人生を送っているということなのだろう。どうなんそれ。

 とりあえず守護霊がいるということはわかった。しかも小さい女の子ということになれば、この部屋が寒いということ、特に足元が冷えるのは大問題だ。僕が彼女を暖めなければならない。

 というわけで結構ググった。グーグル先生に頼っちゃった。結果出てきたのは、「コールドドラフト」という外の冷気が窓を伝って床に来ているので、足元などが冷えるという現象。これを解決するにはカーテンを分厚くしたりするのが良いらしいが、確かに僕の家のカーテンは薄め。
 しかしカーテンを変えるのはまた部屋の見た目などを気にしながら・・・とこだわりが時間を奪うことになるので、いったんはプチプチシートを買って窓に貼ろうと思う。何層も貼ることでその効果は倍増するらしい。今年度最後の冬将軍との闘いを、プチプチシートの甲冑をきて凌ぐことにした。また経過を報告します。おわり。


 あ、イギリスの人と遊んだんだった。僕の声を聞いた瞬間「Ah~、おk、おk、」いうててわろた。悪い人ではなかったので、1時間くらい遊んで終わった。果たしてまた誘ってくれることはあるのだろうか。もっと英語が話せるようになったらいいんだけどな。でもこの春休み、すこし英語圏のストリーマーの話していることがわかってきた感じもあるので、努力は続けるべきだなと思った。おわり。

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