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選択肢があるしあわせ

レッスンの場所も、ここ数年で変化して来ました。

今現在、レッスンルームで行う対面レッスンと、カフェや生徒さんのお宅や会社などでの対面レッスンと、オンラインレッスンの3種類を提供させていただいています。

パンデミック以前は、主にSkypeでオンラインレッスンを実施していましたが、限られたケースのみでした。
いまや、生徒さんの半数がオンラインレッスンなりつつあります。

オンラインでのレッスンを余儀なくされ、仕方なく切り替えるしかなかった当初は、対面でのコミュニケーションのわかりやすさや心地良さがないことに、戸惑いや疲れも相当ありました。生徒さんたちも大変だったと思います。

実際に会って直接お話をすることで入ってくる情報量と、ZOOMの画面越しにしか入ってこない情報量。思ったよりも大きな差でした。

今では、有利な点と不利な点がそれぞれあると理解できるようになり、その特性を活かして選択し、使いこなしていくことが次第にできるようになりました。

ZOOMでは音声や画像の共有が簡単にでき、心置きなく大きな声でリピート練習やシャドウイング練習をしていただけます。物理的な距離が遠くてもレッスンが可能です。発音指導も口の形や舌の位置もじっくり見ていただけます。単語や表現も、すぐにタイプアウトして文字化することができます。

反対に、お会いして対面でレッスンすると、やっぱり直接お顔を見てお話しできる機会の大切さや貴重さを感じたりします。

テクノロジーだけ、選択肢がひとつだけ、というのは不自由さや息苦しさを感じますが、選択肢を増やすという意味では、テクノロジーの助けを取り入れるというチャレンジも必要ですね。

これから近い将来、西宮のレッスンルームを閉じる方向(引越し)を考えているので(合成洗剤・柔軟剤の香害の影響が甚大になってきました…💦)、わたしにとってオンラインレッスンの技術はupdate必須のことになりそうです。