55才からの大人のウェブマガジンè(エ)

è(エ)は、55才の大人たちが自由になれる地図をめざします。人生ノウハウ本的な記事では…

55才からの大人のウェブマガジンè(エ)

è(エ)は、55才の大人たちが自由になれる地図をめざします。人生ノウハウ本的な記事ではなく、自分たちの暮らしを起点に、迷える55才が少しでも前向きになれるヒントやエール、そして癒しをおとどけします。

マガジン

  • 新連載『知らなかった名作』(ほぼ月刊)

    映画好きにとって観直しと観落としは、もっと映画が好きになる良い機会です。「え、あの巨匠がこんな作品撮ってたんだ!」こんな発見の醍醐味を1940年〜1960年代のアメリカ映画を中心にご紹介&評論したいと思います。

  • ほぼ月2『編集人の京都の朝をぶらぶら』

    観光客で賑わい過ぎの京都をゆっくり楽しむには、早朝がおすすめです。自称"朝ブラリスト"の編集人モリタが、人混みでは見過ごしてしまう意外な京都をご紹介します。不定期ですが、月に2回ほどの週末投稿予定です。

  • ほぼ月刊『猫型ロボット55號の日記』

    新品のときと気持ちは変わらないけれど、ボディの部品にそろそろガタがきている『猫型ロボット55號』(人間の年齢で55才)。そんな彼(もしかして彼女かもしれない)の月イチの独り言。

最近の記事

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è(エ)とは。

フリーマガジン ritorno(リトルノ)は、ウェブマガジン è(エ)に。  è(エ)の前身のritorno(リトルノ)はフリーマガジンとして2015年9月〜2020年3月まで発行、5年後に定年となる大人たちへ、よりよい60代70代を迎えられるようさまざまな情報を発信していました。  2019年12月には「日本タウン誌フリーペーパー大賞」(現在の日本地域情報コンテンツ大賞)のライフスタイル部門で最優秀賞を受賞をするに至りましたが、その後のコロナ禍の影響によりやむなく閉刊に…

    • 知らなかった名作◉ハワード・ホークス監督の『赤ちゃん教育』

      映画好きにとって観直しと観落としは、もっと映画が好きになる良い機会です。連載2回目の今回、見落としていたのは、名監督、ハワード・ホークスの『赤ちゃん教育』。ちゃんと観てみると、期待を裏切らないホークスを随所に感じることができました。 ハワード・ホークスの作品は、若い頃にかなり観ている。このアメリカ映画の偉大な職人監督 は、多くの娯楽映画を撮った。「暗黒街の顔役」「教授と美女」「三つ数えろ」「リオ・ブラボー」「紳士は金髪がお好き」「赤い河」「ハタリ」などなど。男っぽい作品もあ

      • 編集人の京都の朝をぶらぶら◉お盆、夜明けに大文字を眺めると

        京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。 京都の夏のはじまりを告げるのが7月の祇園祭とすると、夏の終わりは大文字送り火。お盆8月16日の夜、巨大な文字・記号が五箇所の山々に輝きます。今朝は、その中で東山連峰の一角、大文字山の西斜面を火床とする「大文字」を賀茂川と高野川の合流点"鴨川デルタ"から眺めてみました。 まずは東山連峰を広角に眺めると、左右対称に二本の角のようにそびえる、右が大文

        • 編集人の京都の朝をぶらぶら◉8月は朝涼みの糺の森から

          8月は、朝ぶらでははじめての糺の森と下鴨神社から。 京都の夏が7月の祇園祭からはじまるとすれば、夏の終わりは8月16日の大文字送り火。8月はその大文字について話そうと思いましたが、あいにくの雲空となり良い写真が撮れなかったので、日陰のない鴨川デルタからすぐ近くの糺の森へ。 糺の森は、下鴨神社の楼門内の本宮エリアに向かう長い参道を囲んでいます。ここに来ると耳から入るのは蝉の音と砂砂利を踏みしめる音だけ。暑さを和らげているのは木陰だけではないようです。 下鴨神社の正式名称は

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        • 新連載『知らなかった名作』(ほぼ月刊)
          2本
        • ほぼ月2『編集人の京都の朝をぶらぶら』
          13本
        • ほぼ月刊『猫型ロボット55號の日記』
          20本

        記事

          猫型ロボット55號の日記◉7月「Happy Birthday」

          Happy Birthday 閑静な住宅街の中にある人気のケーキ屋、似つかわしくない場所で猫型ロボット55號は悩んでいた。 「ローソクは何本おつけしましょうか?」 7月某日、嫁型ロボット53號の誕生日。「プレゼントなんて別にいいよ」なんて言われはしたが、流石に何もなしと言うわけにはいかない。ド平日ではあるが、せめてバースデーケーキでも用意して…そう思い評判の良いこの店へとやって来たのだ。 誕生日にはケーキの上に年齢の数だけローソクを立てる。どういう謂れで始まった風習か知ら

          猫型ロボット55號の日記◉7月「Happy Birthday」

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉本能寺の変と祇園祭

          京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。 今週末は(7月13日)、祇園祭の山鉾が多く建つ四条烏丸周辺へ。 7月10日からはじまった鉾建て。早朝の6時台なのに、一眼レフカメラやスマホで写真を撮る方々がけっこういらっしゃいました。特に人気の長刀鉾の前には、厄除けのちまきを求める行列が授与前からできており、八坂神社周辺に比べて祇園祭がはじまった感はかなりありました。 と、ここで山鉾のうん蓄

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉本能寺の変と祇園祭

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉7月は祇園祭がはじまった!?の八坂神社から

          7月最初の朝ぶらは、3月末以来の八坂神社から。 7月の八坂神社と言えば祇園祭。 でも境内には平然とその高揚感はありません。 ほら、このとおり。 7月14日〜16日の宵山や7月17日・24日の山鉾巡行はまだ少し先で、今は社殿で神事が執り行われているからなのでしょうが…。 でも、そういうことでもない感じがします。 1970年代に京都の新興住宅地エリアで幼き頃を過ごした私の祇園祭のイメージは、四条通界隈の京都人の祭典。「京都の夏は祇園祭から!」と、自分自身も思うようになった

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉7月は祇園祭がはじまった!?の八坂神社から

          猫型ロボット55號の日記◉6月「何もない」

          何もない 皆様こんにちは、ご存知、猫型ロボット55號でございます。お元気ですか? 6月も終わっちゃいますね、どうでしたか6月は? 6月と言えばやっぱり梅雨ですね、嫌ですね。毎日雨、雨、雨。日々の買い物や休日のお出かけも億劫になって、部屋の中もジメジメで.洗濯物も乾かないから大変ですし、何しろ私たちロボットにとって湿気というものは天敵とも言うべき..というような事を書こうとしておりましたが、京都住まいの55號、皆様の地域ではどうかわかりませんが、こちらは「梅雨」ぽい雨が全

          猫型ロボット55號の日記◉6月「何もない」

          新連載|知らなかった名作◉ビリー・ワイルダー監督の『ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦』

          映画好きにとって観直しと観落としは、もっと映画が好きになる良い機会です。新連載の初回、見落としていたのは、名監督、ビリー・ワイルダーの『ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦』。ちゃんと観てみると、やっぱワイルダーだな、と思うところが随所に視えてきました。 あの早口のジェームズ・ギャグニーを思い出して ビリー・ワイルダー監督といえば、言わずと知れた「お熱いのがお好き」「サンセット大通り」「昼下がりの情事」「アパートの鍵貸します」「失われた週末」「深夜の告白」など、ラブコメディ

          新連載|知らなかった名作◉ビリー・ワイルダー監督の『ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦』

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉外から二条城を見てみると【二条通 編】

          京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。 今週末は、京都・二条城へ。 今回は、NHK「絶対行きたくなる!ニッポン不滅の名城」の『二条城』の放送回で紹介された二条通からの視点でぶらぶらしたいと思います。 まずは、二条通を東へ向かって、烏丸御池の北西角にある京都国際マンガミュージアムへ。 烏丸通から一筋西の両替町通沿いの西門に「二條殿址」の石碑があり、このあたりに徳川の時代より前の二条城

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉外から二条城を見てみると【二条通 編】

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉6月は雨あがりの路から

          6月最初は京都・北嵯峨の朝をぶらぶら。 雨あがり、足元を気にしていたら 美しい水鏡に出会いました。 沿道の脇を流れる水路も美しい。 梅雨を迎える6月ですが、水はねを気にしつつも、こんなふうに朝ぶらを楽しみたいと思います。

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉6月は雨あがりの路から

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉擬宝珠に刻まれた文字の意味は? 京都・岡崎をぶらぶら

          京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。 今週末は、京都・岡崎へ。 まずは、三条通から新緑が美しい白川沿いを北に歩いて、びわこ疏水の上に架かる慶流橋を渡り、京都市京セラ美術館へ。 京都市京セラ美術館では「村上隆 もののけ 京都」が開催中で、東の庭園には村上隆の「お花の親子」という金箔の巨大彫刻作品が展示されています。 西の神宮道には平安神宮の大鳥居があり、岡崎は美術館を挟んで東西に巨

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉擬宝珠に刻まれた文字の意味は? 京都・岡崎をぶらぶら

          猫型ロボット55號の日記◉5月「もう無理? そう言わんと」

          もう無理? そう言わんと 皆様こんにちは、ご存知、猫型ロボット55號でございます。お元気ですか? ゴールデンウィークも終わっちゃいましたが、人間の皆様方は「五月病」などになっていないでしょうか?毎年この季節になるとニュースでもよく取り上げられますね。私はロボットなので、日々プログラムに従って働いているだけですので、所謂五月病なんてものには無縁なのです...と言いたいところですが、そこはそれ、高性能であるが故に、しっかりと人間と同じような感情もエミュレートされておりますので

          猫型ロボット55號の日記◉5月「もう無理? そう言わんと」

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉ ゼロエミッションで水を運ぶ、幻の都市水道「本願寺水道」の水源地をぶらぶら。

          京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。 今週末は再び京都・蹴上へ。 新緑が美しい南禅寺から蹴上インクラインを疏水上流に向かい、蹴上船溜をぶらぶらすると、「ここは本願寺水道の水源地です。」という案内板が目に入ってきました。案内板に本願寺水道とは… 明治30年(1897)に埋設された京都・東本願寺の防火用水道で、江戸時代に4度も焼失した災禍を繰り返さないよう、びわこ疏水の水を活用した近

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉ ゼロエミッションで水を運ぶ、幻の都市水道「本願寺水道」の水源地をぶらぶら。

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉光と新緑のè GRAPHIE

          京都在住の編集人のモリタです。最近は少し観光客で賑わい過ぎの京都ですが、早起きして、じっくり街を歩くと意外な京都が見えてきます。 日の出は5時台から4時台に、景色を彩るのは桜から新緑に変わり、"朝ブラリスト"には早起きしがいのある季節の到来です。 GWは真ん中の4月30日〜5月2日を休めば10連休とは言いますが、ほとんどの方はカレンダーどおりではないかと思います。休みを過ごすには、遠くより近場、人混みより静かな場所がよいのではないですか。 今回は、KYOTO GRAPH

          編集人の京都の朝をぶらぶら◉光と新緑のè GRAPHIE

          猫型ロボット55號の日記◉4月「そして号砲が」

          そして号砲が 日々の生活において何かをはじめる「きっかけ」は沢山あればあるほど良いと思っています。 自分は年季の入った猫型ロボットですが、何か新しいことを始める時、いまいち上手く行かなかった事をリスタートさせる時、ちょっとした「きっかけ」が欲しいのです。どんな些細なことでも、それが少し無理矢理こじつけたモノでもいいのです。 「新しいコーヒーカップを買ったからこれをきっかけに...」「庭にツツジがたくさん咲いたから...」「喫茶店で隣に座っていた人が◯◯◯の話をしていたから

          猫型ロボット55號の日記◉4月「そして号砲が」