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猫型ロボット55號の日記◉5月「もう無理? そう言わんと」

新品のときと気持ちは変わらないけど、ボディの部品にそろそろガタがきている『猫型ロボット55號』(人間の年齢で55才)。そんな彼(もしかして彼女かもしれない)が、この季節ならではの「五月病」についてボヤいています。ただ、いつもだったら読み終わったあと、ムナシ〜気持ちだけが残るのですが(苦笑)、今回は五月病対策の新ビジネスのアイデアが飛び出します。なので、聞いてあげてください、お話し終盤がけっこう楽しい55號の独り言。

もう無理? そう言わんと

皆様こんにちは、ご存知、猫型ロボット55號でございます。お元気ですか?

ゴールデンウィークも終わっちゃいましたが、人間の皆様方は「五月病」などになっていないでしょうか?毎年この季節になるとニュースでもよく取り上げられますね。私はロボットなので、日々プログラムに従って働いているだけですので、所謂五月病なんてものには無縁なのです...と言いたいところですが、そこはそれ、高性能であるが故に、しっかりと人間と同じような感情もエミュレートされておりますので、普通に連休明けなどは「あ〜仕事したくね〜」と思ってしまいます。高性能がゆえに。

まあ、このnoteのメイン読者層?の50代前後の方々ならば「今さら五月病になんてならないよ」という社会の荒波に揉まれ続けた猛者ばかりだと思いますが、この春から希望を胸に社会に飛び出したフレッシャーズにとっては、環境の変化や新しい仕事、勉強に慣れるのが大変で、疲れがたまっちゃって、仕事を辞めたりする人も多い季節だと言います。

そういえば先日ニュースで見かけたのですが、最近は仕事を辞めるのにも「退職代行サービス」なんてものがあるらしいですね。何らかの理由で退職の意思を伝えるのが難しい、もしくは面倒だと感じる人たちのために、プロが代わりに退職の連絡や手続きを行ってくれるという…。この連休明けは普段よりも依頼の件数が多かったらしいです。
ちなみにこの退職代行サービス業者「モームリ」という名称でした。個人的には嫌いじゃないネーミングです。

何年か前にとある私立学校の入学案内デザインの仕事をしましたが、その中に「今、小学校に入学した子どもの65%は大学卒業時に今はまだ存在していない職業に就くでしょう」という文章がありました。「退職代行サービス」もそんな仕事の一つかもしれませんね。

そこで、わたくし猫型ロボット55號も新しいビジネスを思いつきましたよ。退職代行に対抗して…
退職希望者引き留め代行サービス「ソーイワント」

こうしてくだらない事を考えながら1日は過ぎて行くのでした。
また来月。

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