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湖畔で過ごすのんびりな週末

自然療法ジャーナリストの藤田円です。

この2日間は、スイスにほど近いラゴ・マジョーレという湖のほとりの街で週末を過ごしてきました。


のんびりとした湖畔の休日


ブルーグリーンアルジーの採れるアッパークラマス湖はどんななのだろう?と想像しながら過ごした時間のレポートをします。

この大きな湖の湖畔には小さな街がいくつかあります。
今回滞在したのは山の斜面に迷路のような小道が続くマッカーニョ。
御伽話に出てくるような、古くて、可愛いい入り組んだ細い石畳の道が続きます。
すれ違う人はほとんどいない、とても静かな街でした。

カーブをを曲がるたび、坂を登るたびに「わーかわいい!」とつい言葉が出てしまうような、古くて、可愛い景色が万華鏡のように変化していきます。
「こっちに行ってみる?あっちが良くない?」と冒険気分を掻き立てられ、絵本の主人公になった気分になりました。

湖の周りには素敵なお家が立ち並び、キャンプ場もあります。
聞こえてくる言葉はイタリア語よりもドイツ語ばかり。ドイツ人にとってポピュラーな休暇を過ごすリゾートのようです。

山に囲まれた湖が目の前に広がると、心がすーっと軽くなりました。
水面をなで私に届く風を感じ、目に映り肌にあたり陽の光が刻々と変わっていくのを感じ、鳥の声や波や木々の揺れ流おとに耳を澄ますと、徐々に自分という個が周りに溶け出し、大きなものの一部であることに気が付きます。

水着で浜辺に寝そべったり、椅子に座ってワイングラスを傾けたり、友達や家族と話に花を咲かせたり、それぞれが思い思いの癒しの時間を過ごしていました。
日本の「観光旅行」とは違う、のんびりと過ごす旅行時間。
日頃の疲れを癒すのにはやっぱりこれでしょ!と個人的には思います。
まさにリトリート!


この小さな街にもエルボリステリアと書かれた看板の自然療法薬局を発見!
週末はお休みで中には入れなかったのが残念でした。

夜は雨。
キャンピングカーの屋根に雨の音が心地よく響きます。

朝、船で対岸のカンノビオという街に渡りました。
パステルカラーに壁や窓が塗られ、色とりどりの中世の街並みがとても素敵な街でした。

美味しそうなパン屋さんを見つけて中に入ると、古代小麦のひとつであるカムート小麦を使った天然酵母のパンがありました。


チーズと日本ではあまり見かけない牛肉の生ハムを買って、サンドイッチにして水際でピクニック。
噛めば噛むほど甘味と深い味が口の中に広がる、ふわっとモチモチしたパンでした。

この小さな街でも見つけましたよ、自然療法のお店!

ハーブやバッチフラワーレメディを販売しているようです。
昨日のお店同様、今日は日曜日なので、お店はお休みでした。

パンにしても、自然療法のグッズにしても、身近なところで全て手に入る環境に感激の日々です。