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朱砂墨

玉瓶、という銘の朱砂墨です。
いつの時代かわからないですが、箱が経年しています。
柄は、鳳凰に乗る仙女。裏は亀に乗る仙人です。
中国ロマンの香りがします。
やはり、使えない。。。
私の写経が、始まりません。。。
どうして、中国の古墨は、こんなに素敵なのでしょうか?
古くは辰砂(しんしゃ)と呼ばれる赤色硫化第二水銀の天然鉱物が中国各地で産出されていました。この朱は大変貴重で極めて高価な材料だったそうです。
この墨は重さ950g

次から次へと、おかしな物を集めていると思われているアナタ!
これは縁あって寄ってきているとしか思えません。。。
私が思うに、この朱砂墨は、道教の護符に使われるものでありましょう
アマゾンで護符が販売されています。以下、説明文より

道教の霊符は、不思議な霊験を持つ「神の符と呪」として、古来より秘密裏に伝えられてきた道教真法です。

  • その根源は大昔から用いられてきた、道教の道術に流れを汲み、一枚の清浄な紙に中国道教秘伝の神言(呪)を宿らせ、それを開眼させることで天地の神秘な力を自分のものとし、体内に眠っている生命力(生きようとする強い霊力)を高め、様々な願望を成就させるというものです。

  • 従って、念を凝らして書き上げた霊符を用いれば、様々な神を召喚し、悪鬼を裁き、妖邪を降し、魔神を鎮め諸病を治癒し、諸災を除くことができる。

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