Dead by Daylightの戦歴データをkintone-Motionboardで分析する
kintoneを活用するにあたり、実際にkintoneでデータを溜めてBIツールであるMotionboardで分析する検証のまとめnoteです。前半は真面目、後半は趣味振り切り型となります。
ちなみに、Dead by Daylightはこういうゲームです。
私はサバイバーとキラーを同じくらい楽しんでいます。サバイバーは野良専門、キラーも全キラーをプレイしています。（ナース・ハントレスのエイム系は苦手…）
朝活として毎朝5時～6時にYoutubeでゲーム垂れ流し配信をしております。ご興味ある方は除いて頂けると嬉しいです。
今回Dead by Daylightの戦歴はサバイバーとキラー共に約1000試合くらいの結果を集計しています。（よく入力したものです）
【本記事を読んでほしい人】
・kintoneにたまったデータを分析したい人、導入したばかりで何していいか分からない人
・Motionboardユーザー
・Dead by Daylightプレーヤーや興味のある人・ゲームの戦歴を分析してみたい人
kintone と Motionboard を繋ぐ
kintoneとMotionboardを繋ぐドライバはMotionboardのカスタマーサクセスサイト内にありました。とはいえ、場所など分からなかったので、Motionboardの開発を手掛けるウイングアーク1stさんのコミュニティ「nest」で定期開催しているもくもく会（現オンライン相談会）で直接サポートの方に聞きながら実装しました。直接聞ける場というのはありがたい限りです。
設定をすると外部接続設定にkintoneが現れますので諸々設定すればOKです。わからなければオンライン相談会で聞いてみるといいですよ。
kintoneでアプリを作る
kintoneでアプリを作る体験、Javascriptカスタマイズも初めて。
何より楽しむことを第一に。だから趣味のDead by Daylightの戦歴を入力するアプリにしようと決めたのです。何を分析したいかによってフィールドを考えて作るのはワクワクしますよね。
サバイバーの戦歴を分析してみた
分析画面は全てMotionboardで行いました。
①ランク遷移
Dead by Daylightのランクスシテムは下記URLを参考にして下さい。
ランクは灰4→灰3→灰2→灰1→銅4→…銀4→…金4→…彩4→…彩1という具合にアップし、ランクは毎月13日にリセットされます。私は、灰4=20,灰3=19,灰2=18,…彩1=1として数値化して日ごとの最高ランクの遷移をグラフ化しました。kintoneへの入力は手で行い、各入力を省略可するためにレコードの再利用をしていましたので、間違いが正直にグラフに反映されているのが分かります。kintoneにおいては、いかにヒューマンエラーを少なくしつつ、手間を軽減するかが大事だと実感しました。ヒューマンエラーは必ずあるものなので、カバーできる仕組みも必要かと。
プレイ回数にもよりけりですが、平均して金ランクになるかならないかをさまよっています。野良の限界なのか…。大事な事は、ランクに気をとられず「楽しむ」こと。パーク構成を試してみるとか、心に余裕を持つことが大事ですよね。
②対戦キラーとマップの関係をヒートマップで
こちらのヒートマップは対戦キラーとマップの組み合わせがどれくらいあったかを表現するヒートマップです。赤いと多い、青いと少ない、白は今まで未経験ということです。
ナースーオーモンド山のリゾート・カラスの巣、シェイプー治療シアターがとてつもなく多い。オーモンド山のリゾートはキラーにとってク○マップ。ナースは強者が多いのでそういう当たりになっているのだろうか。シェイプは手鏡アドオンを使いたくて治療シアターというのが多いというのが裏付けられているのか。
にしても、キラーとマップの組み合わせでまだ未体験ゾーンはとてつもなく多いことに驚愕です。ナイトメア、全然ホームのバダム幼稚園来ない説。
③マップ別の戦歴
オーモンド山が一番多いので、サバイバーとしてまだまだだと実感。それでもすべてのマップで脱出しているのが一番多いことから、キラー不利なのかなというのが感じとれます。だけど「ペイルローズ」「アザロフの休憩所」「サファケーションピット」では成績が良くないので苦手マップであることを再認識。特にアザロフの休憩所やサファケーションピットといった発電機が偏りやすいマップの勝率が低いことから、野良にとっては厳しいマップであることが言える。そして、意外とバダム幼稚園って当たらんのだなと…
④対戦キラー別戦歴とキラーのプラットフォーム
ナースと当たる確率半端ない。だって、対戦するキラーがPlay Station以外の型が7割強ですから…そしてエクセキューショナーに対する成績もよろしくないので地獄の罰が苦手なのか、とはいえ、立ち回りの上手なキラーがエクセキューショナーには多いということでしょうか？
また、退場する時は1人目になることがダントツに多いので、第一村人にならないことを心がけないといけないです。チェイスが下手なので確実にダウン取られますから、私。
⑤対戦キラー＆マップ別最多実績
対戦キラーとマップのヒートマップですが、赤いと良い成績が多い、青いと悪い成績、白は未経験です。表示している数値：１は1人目退場、2は二人目退場…5は脱出という具合です。
見た目とラッパーは結構脱出率高め、ペイルローズもキラーによっては脱出できているという具合でしょうか。
⑥パーク
こちらはMotionBoardのワードクラウドを使っております。使用頻度の多いパークは大きい文字で表示されます。そもそも、パークをkintoneで入力する時は複数チェックリストにしています。パークは4つまで実装できるので、1つの値のところに選んだ4つのパークがカンマ区切りで入っています。効率の良い方法はあるかと思いますが、とりあえず分析したかったので、力技でコンマ区切りを分解してパークの部分のみUnionで結合したものを分析しております。
血族とセルフケアが多いです。血族はベビーユーザーで今も現役、セルフケアは夏のアプデで弱体化があったので最近は使っておらず、癒しの輪に切り替えております。最近は血族、癒しの輪と残り２つは自由枠としています。デッハはそこそこ使うのですが、夏のアプデで機能変更があってからは練習したいので実装したりしなかったりです。
実際、９割くらいの試合で血族使っているのはマジヘビーユーザーを証明してくれますね。きっとやり遂げるも好きで、救助してからの治療時間短縮で使い、その分発電機回そう！という利他パークが好きなんだなぁと自分の性格が分析から分かります。
キラーの戦歴を分析してみた
①ランク遷移
インパルス応答みたいなところは入力ミスですね。しかしながら、5月と8月に関してはリアルに彩ランクまで行きました。特に5月は彩1まで上り詰めたと思います。キラーの腕が上達すると対戦するサバイバーのスキルレーティングも上位の方達と当たりますので、なかなか上位ランクには行けませんね。私の上達スピードが鈍化している証かもしれません。
②使用キラー頻度
集計表の割合は全試合中のキラー使用率、全逃げは全員に逃げられた、1人は1人退場させた、2人は2人退場させた、3人～全滅率はそのマップの試合で3人退場もしくは全滅がとれた割合です。私の中で、2人退場だとドロー、3人退場以上であれば勝ちだと思っております。
まさかのヘビーカニバルユーザーだとは！徒歩キラーながらワンパンの魅力はありますよね。ただ、最近サバイバーをやっているとカニバルてっきり見なくなりましたよ。そして、エイム系であるナース、ハントレス、トリックスターはあまり使わないですが、デススリンガーはなんか使ってしまう…ですがエイム系なのでなかなか銛が射せないんです。ナイトは最近実装されたキラーなので別として。そして、操作がトリッキーなスピリット、ヒルビリー、ツインズ、鬼、セノバイトは戦績も振るわず、練習が必要ですね💦
そして勝率が高いのは高速巡回のレイスと索敵優秀なドクター。
③使用キラーとマップの関係をヒートマップで
「アーティストとカラスの巣」「ドクターと治療シアター」ホームの組み合わせが多い！
サバイバーと比較するとオーモンド山はそんなに多くないですね。体感的には「またオーモンド！」という感じはあるんですが。これが、体感とファクト！
④マップ別の戦歴
カラスの巣はキラーからするとク○マップだと思っております。苦手マップを克服するにはチェイスする位置、発電機を固める位置（固有建築周辺の発電機が良いかも）をしっかりと決めて立ち回る必要があるかと思いました。いつもキラーは何となくやって楽しむという心意気ですので…
オーモンドも発電機固めにくい、広いで徒歩キラーは辛いですよね…
死んだ犬の酒場は、キラーとしても当たるとホッとするんですよね。小屋も破壊可能壁があったり優し目ですし。スキルレーティングによってマップも選ばれているという具合ですよね。
そして、一通りのマップで全滅がとれているのはあっぱれだと思います。
⑤使用キラー＆マップ別最多実績
使用キラーとマップの戦績をヒートマップで表現しました。退場させた人数を数値で表示しており、0だと全逃げであることを表します。
マップに癖のあるザ・ゲームはキラーとの相性が顕著に出ると思っておりますが、データでもその通りになっております。特にアーティスト、トリックスターあたりはきついか。
苦手であるカラスの巣であれば、レイスや怨霊（貞子）の成績ば抜群なので高速巡回、ワープできるキラーは強いということですよね。
⑥パーク
サバイバーと同様Motionboardのワードクラウドを使っております。
破滅・バーベキュー＆チリが多いのは、夏のアップデート前に多用していたからであり、アップデート以降はイラプション、海の呼び声、悶絶フック、ずさんな肉屋を多用しているという背景がありそうです。現在はキラーにコンセプトを設けて頻度高めでパークを入れ替えています。とはいえ、遅延パークは必須であることがワードクラウドでお分かりいただけたかと思います。
実装回数の多いパークTop30でも遅延系は上位に位置しております。
最近は「景気づけ」が流行りですね。発電機蹴らなくていいので。
最後に
Dead by Daylightはビジネスマインドを養えるゲームです。その時の立ち回りを瞬時に判断しなければならない、利他的行動が必要というビジネスに必要な要素があるからです。とはいえ、ゲームなので
「楽しむことが第一」
だと思っております。途中で切断してしまうプレーヤーもいらっしゃいます。だけど、ビジネスだと「最後まであきらめない気持ち」って大事ですよね。何があるか分からないからこそ、2吊り目からが勝負！発電機1台まだあるぞ！という気概で臨むことを大事にしています。みんな、楽しくやろうぜ！
また、kintoneとMotionboardの検証も大いにできたと思っております。kintoneはデータ活用を前提とした項目を自由に設定できることが強みであり、ライトなデータウェアハウスとして使えるということを実感しました。また、Motionboardの多種多様な表現、ワードクラウドを初めて使ったりしたのですが、まだまだ深い世界がありそうです。
今回活かした知見をビジネスにしっかりつなげていこうと思います。
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