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<ユーザー会議レポート>「第8回 DYNATREK地方銀行ユーザー会議」を開催

株式会社ダイナトレックは、仮想データ統合ツール「DYNATREK®︎」のユーザーが、本製品を用いた課題解決手法や将来への展望などを討議するイベント「第8回 DYNATREK地方銀行ユーザー会議」を、中国銀行 本店(岡山市)11月25日に開催いたしました。
 
本会議は2015年以来、年に1-2回の頻度で開催しております。回を重ねるごとに多くのユーザー様にご参加いただいており、第8回となる今回は、会場をご提供いただいた中国銀行様をはじめ、全国各地の地方銀行から営業企画やシステム、デジタルトランスフォーメーション(DX)担当の方々に多数ご参加いただきました。

今回は、金沢大学先端科学・社会共創推進機構の平子紘平(ひらこ・こうへい)特任助教より、過疎化・少子高齢化が加速する石川県羽咋(はくい)市と金沢大学が共同で行った「地域まるごとモデリング事業」をベースにご講演いただきました。


羽咋市役所内で多様な分野において詳細かつ経年的に蓄積されていたデータを、DYNATREKを用いて横断的に連結し、形式が異なるデータを一つのプラットフォームで閲覧できるようになりました。


これにより、国民健康保険や後期高齢者保険、健康診断、介護保険のデータを横断的に検索可能な「羽咋研究データベース」が完成しました。住民の健康状態を把握して地域別の対策を講じるなど、分野や世代、課題を越えたデータに基づいた取り組みを全体最適化するための一歩となりました。
 
今後、同市役所ではより多くのデータを統合して分析し、過疎化・少子高齢化対策や地域住民の安全対策にも活用する予定です。
 
 
さらに平子氏からは「データの地産地消に向けた地方銀行の皆様への期待」と題し、羽咋市との取り組みを例にデータを活用した提案をどのように実装するかについてお話しいただきました。
 

社会の多様化が進むにつれて複雑化した課題は、これまで通りの部分最適では解決が難しくなっています。またDYNATREKを用いてデータを連結し、導き出された提案を社会に根付かせるには新たなDX戦略も必要不可欠です。
平子氏は「地域の戦略立案もDXも、本当はその地域のことをよくわかっている誰かが考え・実行した方が良い」と提言します。

地方銀行や地方大学は過疎化・少子高齢化への危機を肌で感じており、地域からの信用力や数字から社会を見る目、新たなシステムを使いこなす能力・人員を擁しています。さらに地方銀行は、経済的な持続可能性に関するノウハウも有しています。
 
地域に対する責任と必要な能力を持つ地方銀行が、地方におけるDXとその成果の社会実装の旗振り役となれないか、という力強いメッセージをいただきました。


そして中国銀行様をはじめとした複数の地方銀行様より、普段の営業活用やシステム連携、経営管理などにDYNATREKを活用いただいている事例をご紹介いただきました。

 

後半には、各銀行の担当者によってDYNATREKを含む情報系システムを活用したDXの今後の展望について活発な討議が行われ、まさに「データの地産地消」の可能性が見出された時間となりました。

 

ダイナトレックは今後も、お客様間での情報交換やDXに向けた取り組みのヒントを見つけられる場を定期的に提供してまいります。

 

(以上)