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バイク人=旅感覚に戻れる不思議

昨日、友達の誕生日パーティーをやって遊んだ後、家の周辺を案内した。
別れてバイクが置いてある場所まで戻ったら、隣に違うバイクが置いてあった。
田舎で足なし生活を一年。買い出しとかはご近所さんに乗せていってもらったりしていた。バスや電車は市内まで走っているが、高い。普通に考えたらバスや電車でなんとか買い物に出るのだろうが、やっぱり旅生活の感覚が細胞から覚え込まれたかのように、ヒッチハイク同然の生活をしていた。
これは自分の特徴なんだろうと思う。よくこんな田舎で足がなくて生活しているもんだと、こぞって言われる(笑)

原付50CCでミッションバイク。原付には見えないほどカッコよく一目惚れした。理想にぴったりだった。
さて、一服して帰ろうとしていると若いお兄ちゃんたちがこっちを見ている。なんか言いたそうな?
そしたら、バイクの車番を聞かれた。詳しいようだ。乗っているバイクもカッコよかった。
海外では、その場であった人とおしゃべりして、というのが当たり前な日常だし、それが好きだ。
だから日本の暮らしでそんなシーンがあると旅をしているようでうれしくなる。
免許講習で習うのはスクーターだけ。ミッション車の乗り方は教えてくれない。だから人に聞いて、操作の仕方を教えてもらっている最中だ。ギアチェンジのコツがまだよく分からない。
詳しそうだったので教えてもらった。ただ、説明だけだと分からなかったので、鍵を渡して乗ってもらうことにした。
にいちゃんは「いんすか!?」と嬉しそうだったのが嬉しかった。
自分の当たり前が人に喜んでもらえる瞬間は嬉しいものだ。
盗まれるとか心配しない。悪い人とは出会わないと決めているので出会わないのだ。

バイク関係ではこんな事もあった。
ロックの仕方が分からなくて、初めて市内の駅まで行って電車で乗り換える時念のためかけておこうと思い試行錯誤したが分からず。
そうすると、スクーターに乗った綺麗なおねいさんが現れた。
すかさず話しかけにいく。やっぱり乗っている人は分かるものだ。
バイクによってちょっと方法が違うが、無事にロックをかける事ができた。


そうだそうだ、アホ話を思い出した。
バイロンベイで住んでいた家は海から近かった。
仕事帰り、海が見たくてチャリで向かう。
しばらくすると無性に飛び込みたくなってきて服のまま飛び込んだ。
家までそんな遠くないので、一旦帰って水着に着替えれば良いのに、我なが本当に本能的で衝動的だ。
気持ち良い水中を満喫して浜辺に戻りしばし寛ぐ。
さて、帰ろう!と立ち上がり自転車を置いた場所に向かいあることに気づく。
そういえばブラに鍵を入れたまま海に入った。
ない…

チェーンをそこまで高くないポールに繋いでおいた。
持ち上げればなんとかなりそうだ…

だが、一人だと無理だ、、、途方に暮れていると後ろから男の人の喋り聲がした。二人いる。うん、頼んでみよう。
彼らに話しかけて(ブラに鍵を入れたのは内緒)手伝ってもらうことになった。
3人で自転車をポールの高さまで持ち上げ、チェーンを外す事ができた!!
ありがとうございます…
快く助けてくれた彼らに感謝だ…

お調子者で、いい!と思ったら後先考えず飛び込んでいたあの頃の自分より少しは大人になっている事を願う(笑)

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