ここが変だよ、でもいいね、オーストラリア

海外に居る醍醐味ってなんでしょう。
目新しいものを見ること?リゾート?開放感?
それは全部あると思う。

まず海外はどこの共通して「ザ・ゆるい!」
オーストラリアは経済大国だったりする。物価だって日本より高い。
緩いと言ってもやはりみんな働く。けっこう働く。生活するのにお金がかかる。サービスだってしっかりしたところが多いし、ホスピタリティーも申し分なかったりする。
しかしなんだろう…どうしてそんなに適当になれるのか。

日本は気を遣うことが多いが、それも必要なくなってくる。
なんでもいいさ。take it easy 呑んで酔っぱらって踊ってたわむれてたわむれて…何というか遊び上手なんだと思う。
人に気を遣っていないわけではないが大体の人がゴーングマイウェイ。言いたいことはハッキリ言う。それがコミュニケーションだ。

旅あるあるでやはり楽しいのは、例えばバーかどこかで隣り合ってもいなくてもすぐに打ち解けて会話が始まる。隣人が常に前から知っている友達のようだ。それが当たり前な景色といっていいくらい。一人でどこか行っても、一人でいる気がしない。


細かいこととを気にしない。もちろん人にもよるのだが、おおらかで言い方悪く言えば大雑把な人が多く、そして明るいしフレンドリー。
何か不規則的なことが起きても、すんなり受け入れて他の打開策を探し始める。ダメなことはダメと言うし、大抵はOKなのだが、根に引かない。
なんと羨ましい性格なのだ!

私は旅が長くなるごとに「流れに身を任せてしまう」最強の技を手に入れたのだが、彼らのほどんどが、そんな感じに見えるのだ。
次の日が仕事だろうと構わない(これはスペインやブラジルも同じだった)今その瞬間を楽しむ達人たちだったように振り返るとそう思える。

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今これを熊本で生活しながら執筆しているが、世界の旅を終えて帰国して1年ちょっと経つ。書いていると海外に居る時は、本当に気が楽でいられたんだと思う(もちろん大変なこともあったのだが)。
元気があって、オープンで、人生色々ありながらも飲んで喋って笑って踊って。彼らに影響されながら、遊びながら生きることを知っていく。


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