構造主義とプ譜
構造主義はレヴィ・ストロースを祖として人類学、哲学等多くの影響を及ぼしました。レヴィ・ストロースは婚姻や神話など機能主義では説明しきれない事象に対して構造という考えを導入し説明をおこなうという実績を残しました。
社会学、人類学、哲学に影響を与えた構造主義とプ譜がどのように関係するかですが、構造主義がプ譜の表現できる範囲と関わるのではと気づきました。
プロジェクトに対してプ譜の利用が主ですが、キックプ譜の事例集にあるように書籍、企業分析、または夫婦関係、歴史など適用できる範囲はプロジェクトに限りません。
共通の構造があるためにプロジェクトに限らない事柄をプ譜で扱うことができ、特に人や組織の意志のある活動がプ譜として表現しやすいです。(逆に、ただの時系列、決算書からは逆にプ譜として書きにくい)
プ譜は、いろいろな領域で書けるなとは思いつつ言語化にはいたらなかったのですが、人と組織、現在と過去(と未来?)に関わらず、共通の構造が存在するということは個人的には大きな気づきで、この気づきは構造主義のフィルターを通さないと言語化が難しいなと感じています。
愛する人も憎い人も、偉い人も偉くない人も、お金のある人もお金のない人も、健康な人も不健康な人も同じ意志の形をしているのかなと、最後に構造主義っぽいなと思いました(マル)
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