見出し画像

コテンラジオのマルクス・エンゲル編を意味分節理論で聞く

コテンラジオのマルクス・エンゲル編を意味分節理論で聞いていきます。

以下、注意事項

・マルクス・エンゲル編の解説記事ではありません
・説明などの省略、乱書きのため、わかりやすさへの配慮は不足しています
・私の意味分節理論の理解度が十分でないため間違っているかもしれません

それでは、はじめます。

色が付いちゃっているマルクスって、ヤバい人だという意味の、色をなるべく落とした状態で[…]フラットに伝えれたら価値があるなと。[…]コテンは政治的主張をしたいわけでもないし、[…]社会科学者として本当にすごい才能とひたすら賢いなと思いました

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

ここでいう色というのは共産主義のことを指していると思うが、

マルクス / 共産主義者(=象徴)

から

 マルクス / 社会科学者(=研究実績)

という対立に変換させるシリーズと言える。

 象徴 / 非-象徴 (=人間)

マルクスを人間として、特に社会科学者として対立させる必要がある。
つまり、このシリーズではマルクスを解釈して褒めず、著しく貶めることもない。

資本論というものは[…]資本主義を批判したいわけじゃない、[…]どのようなメカニズムで動いているかとういことを明らかにしようとした書である。[…]マルクスが周りの人にわかるようにレベルをすごい落として書いた本らしい。[…]これを唯一理解してくれたのがエンゲルスらしい。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

 わかりやすく / 理解する(=誤解する)
 わかりにくい / 理解できない

マルクスのわかりにくいことをどうすればわかってもらえるかの中で揺れ動いた。当時、唯一の理解者がエンゲルスだった。

フランスの革命思想と[…]それを体現する形でナポレオンが欧州に進行していく。[…]ナポレオンは戦争が強かった[…]貴族が貴族同士のために傭兵を雇って戦争をしていた[…]ナポレオンが出てきてみんなが国家のために戦うようになったがために強かった。[…]他の欧州も自分たちの国を変えていけない強い危機感があった。[…]フランスと同じような国家形成できない。[…]これをどうするのかということでプロイセンが悩まむ。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

国民国家 / 王政
フランス / プロイセン
革命 / 非-革命
戦勝国 / 敗戦国

国民国家かそうでないかは、生存に関わる事柄と絡み合っており、国民国家が国として本当に生き残れるかに関わるなかでプロイセンも葛藤にさいなまれている。

フランスのように改革していきたい。[…]力をもった民衆がプロイセン国内にないので、上から改革していくかぎりフランスみたいになれないジレンマに挟まれる。このジレンマをどうしようかということが今後プロイセンの課題になっていきます。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

下からの改革 / 上からの改革
 ブルジョア / 非-ブルジョア(=?)

「非-ブルジョア(=?)」をどうするかがプロイセンのジレンマになる。しかしそれは労働者階級ではない。しかし王政が王政を打倒することはできないジレンマに苦しむ。

ウィーン体制の中でナポレオンが傀儡国家とて介入したが解体したのだけど、王様をトップとした国の維持は続けていこくねと全体的に確認しあう。フランスやばかったねっと確認しあって、このあと比較的平和な均衡状態になる。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

比較的な平和 / 戦争
均衡状態 / 非-均衡状態
危機感 / 危機

均衡しているが睨みを効かせている状況が危機感を産んでいる。平和だけど思想改革が進む土壌になっている。

国民国家化していく過程の中で労働者というもの増えていた。労働者が増えない限りは国民国家化されないし近代化もされていない。封建社会は労働者がいない。[…]資本家に特に当時はたしかにいいようにされて、死ぬまで働かされたりする時代とマルクスが生きている時代がスーパー被っている。その中で彼は封建社会の次に国民国家化していくと同時に資本主義社会が出てきている。資本主義の性質について考え始めた。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

国民国家 / 非-国民国家(=封建社会)
自由な経済活動 / 非-自由な経済活動
資本主義 / 非-資本主義

国民国家の形成に資本主義が密接に関わっていた。変わりゆく社会の中で、変化のメカニズムについて考えなければならない時代でもあった。

彼自身が社会変革について考え始めるのが大学時ぐらい。[…]ボン大学に入学してお父さんの移行で法学を勉強しはじめる、[…]だが歴史と哲学を勉強しはじめる。[…]一番熱中したのが詩作。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

哲学 / マルクス
詩作 / マルクス
歴史 / マルクス
法学 / マルクス

彼が好むのが哲学、詩作、歴史、法学は本流にはならなかったが、多くの領域に触れる。

(父親は)経済的に自立しろよ。最後まで自立はしない。[…]いろんな分野に手をだしている、父はちゃんとしてくれよと思っている。[…]経済的に自立しなかったけれども死ぬほど世界変えている。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / マルクスの父
心配される子 / 心配する親

どこにでもいる父と子の関係を持っている。

お姉さんの同級生(年上のイエニー)のことがめちゃくちゃ好きになる。[…]ベストファーレンの娘でもあり、お姉さんの同級生でもあるけど貴族。[…]貴族の娘だから[…]中産階級は釣り合わない。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / イエニー
中産階級 / 貴族

婚約して強く結ばれる、身分の違いからすぐには結婚できない。

(文学の)才能がないなと思ってきている。一方で法学の勉強にもあんまり興味がでない、[…]根本的なことが気になる。[…]指針を失っていって[…]ヘーゲル哲学に出会う。ここにバチバチにのめり込む。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / 文学

好きだけど才能がないから距離を置く。

マルクス / ヘーゲル哲学

指針を失う中で、ヘーゲル哲学との距離が縮まる。

ヘーゲル(哲学)にはまって病気になって療養していた

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / ヘーゲル哲学

マルクスとヘーゲルはより強く結合していく。

啓蒙思想は[…]キリスト教が支配していた思想に対する反論としてでてくる。[…]人間を中心として語り直していく[…]意識はなにかという話をしていく。それがどんどん育っていいってヘーゲルの時代に今みたいな話になる。結局、神っぽい話になる。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

啓蒙思想 / キリスト教
||
理性 / 宗教

啓蒙思想とキリスト教の対立を考えても神様という考え方とは切れなかった。

社会と自分と自我とか自己意識との関係性が議論されているから、これがどっちが先かわからない。[…]宗教に規定されているのか、ぼくたちが宗教を規定していたのか、社会と自分の自意識の関係においてしか語れない。宗教をどう扱うべきか分からなかった。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

宗教 / 自意識
||
規定する / 規定される

それとも

宗教 / 自意識
||
規定される / 規定する

なのか。

理性というものをつかって、[…]現実を変えていこうとした。[…]木材法であるとか、世の中で起こっているさまざまな矛盾とか、[…]資本主義社会の矛盾とか。[…]理性で改めようとしていくことを新聞でできると思っていた。[…]武器として使っている理性と新聞というものが無力であると感じていた。[…]具体的な社会的な課題や問題に対して向き合う機会もなかったが、[…]具体的な記事を書くようになってくると生々しい現実と向き合うようになってきますよね。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / 現実の問題

現実の問題とマルクスが近づいていく

見ていたもの / 見えたもの
||
理性で変わる(=哲学) / 理性で変わらない(=現実)

現実問題にふれたマルクスの深層意識が変化をしていったのではないか。

エンゲルスはライン新聞の編集長はどんな人なんだろうな、[…]なにも起こらずフィニッシュ

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / エンゲルス

このとき何もおこらない、マルクスは。エンゲルスは会いに来ている。エンゲルスからマルクスへの接近している、エンゲルスは起こっている

(エンゲルスは)上品で魅力に溢れた人だったと。[…]澄んだ輝いた目をしており、[…]背が高くすらりとしており、[…]姿勢はまっすぐで軍人を思わせるものがある。[…]身なりを整え徹底的にきれいにしていた。[…]マルクスは風呂に入っていない。何日もパンツを変えない

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

エンゲルス / 上品
エンゲルス / 澄んだ瞳
エンゲルス / 背が高い
エンゲルス / 軍人のよう

魅力的な人物像に対して、

マルクス / 不潔

と対比がされている。マルクスを褒めてはいけないがパンツを変えないことまで伝えられるのは不憫である。ただ、パンツは変えよう。

エンゲルスの父としては早く経営者になってほしい。[…]父との関係性はマルクスと似ている。[…]ジェネレーションギャップが共通したものを感じる[…](お父さんさんの)青年期は激動期ではない、青年期激動時代に生きている新世代の人はお父さんの言うことが聞けない。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

エンゲルス / エンゲルスの父
子 / 父
反発 / 束縛
青年期が激動 / 青年期が非-激動

エンゲルスとマルクスの共通項としては、親子の対立がある。

イギリスに送るが逆効果にでる。[…]労働者の貧困で溢れいている。ここに多感なエンゲルスが行って裏目にでて、[…]びっくりするぐらい裏目にでる。労働者の女工と付き合いはじめる。[…]お父さんからしたらあり得ない。[…]エンゲルスはメアリーバーンズという人と付き合う。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

エンゲルス / メアリーバーンズ
||
身分が上 / 身分が下
||
イエニー / マルクス

エンゲルスが女工と付き合う。

マルクスとエンゲルスの共通する対立として、身分が違う相手と恋仲になっていることは共通している。しかし、男女はねじれた形で。
マルクスとエンゲルスは似ているけど似ていない者同士として強く結びつく。世間一般がそう見ているのであって、本人たちにはきっとそう見えていなかったのではないか。

先走るが、一番大事なところで理解しあっているエンゲルスとマルクス。エンゲルスがマルクスを必要とする理由とマルクスがエンゲルスを必要とする理由もまた違っていたと思う。
また、このシリーズでマルクスと象徴の鎖を断ち切るためには、エンゲルスが必要不可欠だという思いに至る。

プロイセンでも実は労働者問題が立ち上がっていく時期。[…]プロイセンにおいても機械化が進んでいき工業化が進んき資本主義化が進んでいった。昔ながらの労働者が生きていなかった。反乱を起こしたりしていたがプロイセン軍が鎮圧していた時期だった。[…]労働代替型での導入だった。[…]字が読めない子でもできる仕事の設計になった。人件費も抑えられて、機会に対して投資が集中して人間への投資があんまりないのが初期の機会導入の特徴だった。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

工業化前 / 工業化後
昔ながら / 新しい
農民 / 労働者

自由な経済にとって必要な人権も広がっていない環境で労働者になることでより苦しい生活になる。

パリに行くまでの間に長年婚約関係にあったイエニーと結婚します。[…]婚約から7年ぐらい過ぎていたらしい。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / イエニー

ついに結ばれるマルクスとイエニー。

唯物史観は、[…]人間は自分たちの意思によって恣意的に社会を変革することできない。[…]理性を武器とした論を展開して社会変革しようとしていた。[…]社会をどうやって変えますかのHOWがめっちゃ変わる。[…]これをマルクスがずっと言い続ける。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

理性 / 社会
||
変える側 / 変えられる側

に対して、

理性 / 社会
||
変えられる側 / 変える側

と逆転する。

自己意識を定義していく必要がある。[…]人間がやっていることはよくよく考えると労働しかない。[…]人間が人間たる所以はなにかという発想から考えていくと、動物はしていないのに人間がしていることはひとつは労働、生産になる。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

人間 / 動物
労働する / 労働しない
(価値を)生産する / (価値を)生産しない

蜘蛛は?ビーバーは?となるが、資本論でポイントとなる価値も密接に関わっている。労働によって価値を生み出す、そもそも価値という概念が機能していることも、この労働に含まれると思われる。

フランスのカフェ、カフェドラレジェンス、チェスうちのたまりば、[…](ふたりは)1週間ぐらい(10日間)ずっと話す。[…]最終的に俺等同じこと考えてない?これは幸せだよね。[…]エンゲルスはマルクスの方がさらにすげぇと思う。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / エンゲルス

時を経てマルクスとエンゲルスが繋がる。当時、無職のマルクスを資本家のエンゲルスは見下すこともなく。

(エンゲルスは)経営しながら共産主義になっている。彼は家督をいやいや継いでいる。[…]父親からしても意味不明。エンゲルは家業継ぎたくないと言っている。対抗措置としてお小遣いを減らす。(笑)[...]仲悪くなる。無神論者だし、不信心、お父さんは信心深くて資本家[…]お父さんとバチバチやりあっている時期。ギター買っちゃいけませんみたいな。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

エンゲルス / エンゲルス父
子 / 父
不信心 / 信心深い
共産主義者 / 経営者
お小遣いもらう / お小遣いあげる

対立する父と子、父と子の関係はなかなか切れない。対立してもなかな切れない。

マルクスも自分の母親と関係が悪くなる。自分の息子の生活能力をめちゃくちゃ心配する。資本について稼いでないであなたが稼いできなさいよ。「ぼく(室さん)がマルクスの資本論を勉強して読んでいる時に母と同じこと言われた。」

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / マルクスの母
室さん / 室さんの母
子 / 母
心配される / 心配する

母と子、母が心配するほど関係は切れない。対立するも切れない関係。

さらにマルクスはプロイセン国籍を放棄します。アメリカに移住するためにプロイセンシミの義務から解放させてほしいですと話した。これはただの方便で国籍を放棄したかったみたい[…]理想的な社会に達するには資本主義というプロセスが必要だというふうに考えた、資本主義によって伝統的な思考様式とか制度とか壊されていくことが必要だと考えていた、宗教とか民族とか色々あるのですが、その中に帰属意識があった。彼の中には帰属意識は打破されなければならないという意識があった。[…]プロイセン国籍であるかぎり、どこにいてもプロイセン政府から圧力をかけられる。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / プロイセン
追われた者 / 追っていた者
無国籍 / 政府

国とは縁を切るマルクス。

唯物史観の中で、抽象的で非現実で具体的ではない哲学的空論をやっている無気力な観念論こそがドイツの立ち遅れた現状を反映しているんだ。ただの悪口ですよね。[…]問題は実践なんだ。革命なのだとここらへんから言い始めた。似た構造としては、陽明学と朱子学の関係と似ている。[…]高杉晋作ときにででていた

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

朱子学 / 陽明学
||
学んで実践する / 実践で学ぶ
||
哲学 / 革命

実践を重視する関係が似ている。

社会時代も大きなうねりを起こしていく。激動の時代だった。マルクスたちも翻弄されていく。[…]まじスポ根っすけどね。(ぼくのとらえかたですけどね。)

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / スポ根

〘名〙 (「スポーツ」の略「スポ」に「こんじょう(根性)」の略「こん(根)」が付いたもの) 俗に、努力と根性でひたむきにスポーツにうちこむ精神をいう。

スポ根(スポこん)とは? 意味や使い方 - コトバンク

マルクス / うちこむ
||
スポ根 / うちこむ

や、

マルクス / 障壁
||
スポ根 / 障壁

のらへんがスポ根らしさに繋がっているのかも。

(ベルギーから)24時間以内に出ていってといわれる。マルクスも24時間以内やばくないと苦労するも出ていけなのかな。逮捕される。妻のイエニーも逮捕される。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

ベルギー / マルクス
帝政 / 共産主義者
追い出す / 追い出される
逮捕する / 逮捕される

プロイセン国籍を放棄したマルクスは、ベルギーから追い出さされる。

(エンゲルスは)資本家にもどる。[…]お父さんと仲が悪くなってお小遣いなくなっていた。その状態が続いていた[…]エンゲルスはこの時期は貧乏だった、お小遣いも完全に止められていた。[…]エンゲルスが逮捕令状とか出されて、ついに仕送りがとまっていた。[…]マルクスを支援したい、エンゲルスは家族に頭を下げる家業にもどる。妹のマリーが仲介してくれて、[…]エンゲルスは家業のために19年間働き、マルクスを支援しながらいつでも革命にもどれるように準備していた。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

エンゲルス -(妹)- エンゲルスの父

対立していた子と父は妹の仲介で近づく。

エンゲルス / 家業

家業とエンゲルスも嫌々ながら近づいていく。

エンゲルスは身分の違いすぎて結婚ができないので、未婚の状態で近くの住まわせて、メアリーバーンズとリジーの関係を隠しながら付き合っていた。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

エンゲルス / メアリーバーンズ

結婚したマルクスに対して、エンゲルスは結婚しない。身分の違いと不信心が結婚をさせない。

貧乏すぎて子どもたちがどんどん亡くなっていっちゃう。栄養が足りない、医療がいきわたらないとか。次男ハインリッヒが満1歳で急死していしまう、三女フランチェスカが1歳で気管支炎でなくなる。葬式の費用がなくて、借金で小さい棺を買う。四女がうまれるころに長男のエドガーが亡くなくなってしまう。[…]彼は実は子煩悩化お馬さんごっこしてあそぶ。子どもからお父さんと呼ばれてなくて、[…]モールと呼ばれていて、ムーア人のこと、[…]ちょっと差別的な用語としていっていることだと思うことそういうことが言えるぐらい仲が良かった、貧乏な中でも妻とも中が良かったが、3人の子どもを亡くしてしまうほど貧困状態にあった。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

父 / 子どもたち(長男、次男、三女)
貧乏 / 不健康

マルクスの子どもたちは、父(マルクス)のもとを離れていく。仲良く遊んでいた子どもたちが。

マルクスは本当に変わった人で、[…]メアリーバーンズがなくなりエンゲルスが悲しむ中、手紙でマルクスに送る。マルクスはそっか、俺のお母さんが死んだらよかったのに、お金頂戴という、エンゲルスはマジできれる。[…]そんな不幸なことがあるか、[…]自分のお母さんが死ねばよかったのに、お金ないからお金頂戴と言う。[…]とてもひどい発言。[…]仏のエンゲルスも切れる。マルクス謝りました。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

エンゲルス / メアリーバーンズ

最愛のメアリーバーンズがエンゲルスから離れる

マルクス / エンゲルス

マルクスの言葉がエンゲルスを遠ざける

マルクス(=子) / マルクスの母

子から母は離れていた。

家族・友人 / 非-家族・友人
繋がりのある / 非-繋がりのある
内 / 外

マルクスは外に対して冷たい。

(エンゲルスは)大きなお金をもらって、そのお金でロンドンにマルクスのところにいく。そんな生活をしている。[…]ちゃんと遊んでいる。ふたりとも遊びたい、マルクスはお金ないし、エンゲルスは最初は遊べない。できてきたら遊んでいるし、[…]楽しみながら大事なことをしている。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

禁欲 / 非-禁欲
||
非-美徳 / 美徳
||
非-人間らしさ / 人間らしさ

彼らは禁欲を美徳としない、人間らしく過ごすことを大事にする

妻のイエニーはマルクスが超汚いらしいんですけど、書いた原稿を清書するみたいなこともやって夫婦二人三脚みたいな感じ。めちゃくちゃ応援してるんですね。すごい理解者ですよ、妻のイエニーは。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / イエニー

マルクスとイエニーは離れない、強く結びついている。追放、逮捕、貧乏が
つづいていも。エンゲルスは家業に戻る選択をしたが、イエニーは貴族の家に戻る選択をしなかった。

マルクス / エンゲルス
マルクス / イエニー
イエニー / エンゲルス

似ているけど違う者同士が繋がり続ける。

娘が社会主義者と結婚する、収入のない。ここは嫌だったみたい。自分のこと棚に上げて、本当に嫌だったみたい。親心というのはそういうことなんだなと思った。[…]娘婿はダメ人間で悲惨な目にあう。それがきっかけで(娘が)自殺してしまう。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス(=父) / 娘

自分と似た相手との結婚を反対するマルクス。
最後に父と母から離れていしまう娘。

>第一インターナショナルの委員会の中心人物としてがんばる。[…]金があつまらなかったり、意見をまとめるのが難しかった。[…]第一インターナショナルがいろんな場所で大会を開く[…]このときマルクス結構病気で弱っていて、第1から第4回全部欠席しているんです。[…]万を持して出て第5回にでて[…]分裂を決定づけて分裂させて終わらす。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

マルクス / 第一インターナショナル

共産主義活動はうまく行かない。まとまらない。

資本論の解説回

1881年、マルクス63歳ぐらい。最愛の妻イエニーが肝臓がんになっていた。[…]マルクスが60代のときになくなった。決定的だったみたいで、50代からだいぶ衰えていたマルクスがずっと一緒に貧乏生活を暮らしながら、[…]支えられていたイエニーが肝臓ガンで亡くなってしまった。マルクス、ここから一気に死に向かっていく。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

病気 / 死
老い / 死

激動の人生の終わりを迎える。

マルクスの死んだあと、勉強をエンゲルスは始める。姉のメアリーはなくなってしまう、妹リジーバーンズと暮らしていたのですが、[…]リジーの死の淵にあったとき、エンゲルスは大急ぎで牧師を読んで結婚をする。愛情はあるが結婚しないを選択していのだけれども彼女が亡くなる直前でなくなり、結婚した状態で亡くなっていく。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

エンゲルス / 無神論者
エンゲルス / 結婚
エンゲルス / リジーバンズ

無神論者のエンゲルスはリジーバンズのために結婚をする。

マルクスが書いた初めの学位論文でエピクロスとデモクリトスにおける自然哲学の差異という論文なんですが[…]アトム論の話をしている。万物は[…]原子でできていますよと話をしているのですが二人の話が微妙に違うところから人間の自由について考えていった。[…]彼の興味って人間の自由にあったんだろうな、自由と人間と世界との関係を突き詰めて考えていったときに、社会について考えなければいけない、[…]資本主義に考えなければいけない、[…]商品について考えなければならず、[…]価値について考えなければならず、[…]労働について考えなければならないとなったところが。すげーな。初めに考えたかったところから、どこまで遠いところまで来たんだろう。すげーなと。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

はじまり / おわり

シリーズの最後で

人間 / 自由
自由 / 不自由(=資本主義)
資本主義 / 商品
商品 / 労働

マルクスの人生の始まり「自由」について語られる。

未だに資本論の本で間違った解説で流れている。[…]間違ったレベルで伝えるのは[…]マルクスに対して失礼だなと思った。[…]正確でもないが間違ってもいないところで説明できたと思う。[…]ベストは尽くしたと思います。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

間違っていない / 間違っている
敬意 / 失礼
ベストを作る / ベストをつくさない

熱量を注いだ働きに対する敬意。

マルクスを勉強したことでの気づきなんですけど、歴史上の人物を学ぶことは難しいなと、[…]マルクスは時代によって曲解されている。いくつもの曲解された衣が覆いかぶさって、その衣を剥がす作業があった

歴史を面白く学ぶコテンラジオ マルクス・エンゲルス編

死ししてなお、マルクスを支えるエンゲルスとイエニーの姿が見える話が「マルクス・エンゲルス」回ではないでしょうか。

今まで話しをまとめた図(八項関係)

マルクス・エンゲルスの八項関係

イエニーとエンゲルスの立場が入れかわりながら物語は進む。

最後までご覧いただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?