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足骨旅行記1

皆さん、ご無沙汰しております。
あいつ告知のときは頻繁に更新するけど普通のときはやらないんだなと思ったあなた。
性格悪いですね。俺もそういうやつです。

皆さんもご存知のとおり、最近東京に行ったのでその話を

僕は普段D山として皆さんのお耳の恋人として活動させてもらっているが、世を忍ぶ仮の姿として地元で核家族を営んでおり、火の車である。あまりお金のかからない趣味ではないかもしれないが夜たまにクラブに行ったりDJしたりしている。そして、彼女が出来たらブースに入れてあげてこのフェーダーを下げると音が小さくなるんだよ。とか教えてあげようと思っている。

たまたま公開録音の前日に数少ない出番がありまったくの徹夜で飛行場へ向かった。駐車場に車を停めてチェックインを済ませた。搭乗までは10分ないくらいで何をしようかと考えた。トイレに行くか煙草を吸うか弁当でも買うか、いくつもできる時間は無かった。僕はとりあえず売店に行き水を手に取ってレジに向かった。レジの横に貼り紙で生ビールの写真があった。気づけば注文していた。寝るチャンスがあるのは飛行機の中だけである。僕は待ち時間にビールを飲んで飛行機の中で爆睡をきめこむ予定だった。朝ビールうまいね!おかげで飛行機の中で一時間ほど眠れたと思う。起きたら東京である。飛行機は後ろの席に限る。着陸した後におしっこがしたくなりそのまま機内のトイレで用を足した。それからは電車を乗り継ぎ原宿駅に。最近まで病院に行ってたのにこんなところまで来れるようになったのか。泣きそうだ。雨なのに人が多い。さすが原宿。色んな色の傘で埋め尽くされた竹下通りを最後まで歩いて抜けてそれからちょっとのビームス原宿店に着いた。

おしゃれな空間なんだろうと覚悟を決めていったが想像を越えておしゃれな感じだった。
ここでやんのか。やれんのかな俺。
徳利展はさらっと眺めて会場設営した。一段落ついて煙草を吸いに店の前に出た。灰皿がない。一階のいかつめの若い店員さんにここで煙草吸っていいすかと聞くと、何を訳のわからないことを言ってるんだろうこのおじさんという表情をしていた。ちょっと厳しいですね的な返答だったので、路地に入り吸いはじめるとどうやら路上喫煙禁止のようだ。すぐに消して三階に戻った。職員の休憩所的なところを教えてもらいそこで一服きめこんだ。東京でタバコ吸うの大変である。このあとは忙しくて原宿で煙草を吸うことは無かった。

こんなに大雨だから人もあんま来ないのかも、まあ俺たちにはお似合いかと思った。

イベント開始時には数十人のお客さんが入ってくれて、お客さんが入ったり物販や展示を楽しんでもらうために僕のDJが一時間BGMがわりだった。
ヒップホップやクラブミュージック等でやろうとも考えたが、大徳利展で徳利さんの音源をかけないのは趣旨からずれると思い、思いきって徳利さんの初期音源を中心とした徳利音源オンリーのミックスを試みた。楽しんでいただけたかはよくわからない。多分少し滑っていたと思う。

太郎ちゃんごめんね。

そんなこんなで公開録音の開始予定時刻になり、僕らはまだ見ぬ二時間後に向けて走り始めた。

つづく

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