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【レポート】初めてのオンライン大会に参加してみた!【遊戯王マスターデュエル】

■はじめに

皆様、noteをご覧に来ていただき誠にありがとうございます。
本noteはマスターデュエルをひーーーーーーさびさに真面目に取り組み大会へ挑んだ軌跡となっております。よろしければ最後までお付き合いいただけますと幸いです。

※マスターデュエルを真面目に取りくんでいたのはseason16までのようで・・。

■発端

2024年の夏。久々にがっつりOCG環境において色々考えて楽しかった日々を過ごし、余韻に浸っていたころです。

しばらくは何にもできないからnoteのネタなに書こうかなーと思っていた矢先、こんな告知が目に飛び込んできました。

規模やばーーーーーー!!!
おそらく自分は求められているスペックの人材ではないんだろうなーとは思いつつも一応日曜大工程度の社内のフルスタックエンジニア(なんでも屋)やっているので要件は満たしていたので突撃することに。(選考から漏れたら漏れた精神)
ということでOCGの熱も冷めぬうちに大会の準備を開始することにしました。

■デッキ選び

まずはそもそもデッキを作らないとお話しになりません。
今では暇なときにイベントをこなしてジェムを獲得していたので、ある程度。カードはそろっているもののレギュレーションよくわからんから環境よくわからんなー。ということで、まともなデッキとして持っていたR-ACEでとりあえずランクを上げることに・・。

えーーーあげるのにまー時間がかかる。
手数が多いとは言え、ティアラだの炎王スネークアイだのユベルだのがいるわ、ちょこちょこメタビだのティアラだのクシャだのピュアリィだのなんだのが蔓延るせいでまーメインギミックがささらないことも。テンポよく勝ってたと思えば連敗して落ちてを繰り返し、ダイヤの時点でかなり苦戦していました。

なのでジェムもいっぱいあったため、いったん粛声を握ることに。
・・が、同じような結果に。当然練度が低いこともありますが、手放しに勝てるデッキでもない認識に。サイドない難しさに頭を抱えていました。

そんな迷走をしていた時、以前自分が書いていたnoteを読んでくれた方が、プランキッズいけます!と言って話しをしてくれました。
ほんまかいなーと思っていたら、MDはアナコンダもライダーもたくさんのミューもいてフルパワーであることに気づかされました。

で、試しに回すと・・勝てたーwww
理由はよくわからないままにダイヤはあっさり突破できるポテンシャルがありました。

とはいえ、そこまでで、マスターの壁はなかなかに厚かったです。
正確に言うと環境の認識をせずに割と適当に回していてもダイヤでは勝てたため、マスターでも同じのりでやっていたのです。1週間無駄にしました。

改めて環境を整理することに。

tier1:炎王スネークアイ、粛声、ユベル、ティアラ
tier2:クシャ、R-ACE

これを念頭に置いてメタ札を墓地と後ろに触れる札を採用し、無事マスター1を達成することができました(大会前日に)
プランキッズいけるかも!?

■対策と構築

【対策について】

皆様はエンジニア(プログラマ)の三大美徳はご存じでしょうか。
●”私の作ったシステムは遅くあってはいけない!”という短気
"私の作ったシステムは美しい!"という傲慢
"効率のいいシステムを使えばいい!"という怠惰
これらをプログラマの三大美徳としているのですが、システムをそのままデッキに言い換えることでエンジニアの性質を考えられます。
長らく使っているデッキかtier1のデッキを持ってくるだろうと推測することで、Xで検索をして最初に見つけたリストがそれ使用デッキと考えることができます。

人数もほどほどだったのでとりあえず名前で検索を・・

これが本当ならだいぶ魔境です。とは言えほぼ知らない人ばかりだったため、この結果も仕方ない認識。

●ライロやティアラがいるため、芝刈りからシバカれるのを避けたい
●魔境ではあるものの、ただ若干名名の知れた人も出ているため、その人のガードを下げるのも微妙
●手札誘発の質はなるべく低くしたくない

以上の点を念頭に置き、構築を考えます。

【構築について】

対策すべきラインナップは認識したものの、勝てるデッキとして組み上げる必要があり、ありがたいことにランクマッチが存在しているので、そこで勝つことを意識します。
まず基本のコンセプトについてですが、勇者プランキッズ+ネメシスとしました。

MD現環境ではグリフォンが使えるため、勇者ギミックで牽制し、プランキッズでリソースを稼ぎ、手札誘発で沈めます。このプランが通用しないのがユベルであるため、そこをワンチャン抑えるためにネメシスのギミックを使用します。
今回の大会はBO3でデッキ変更なしであるため、プロートスが効かない粛声対面の場合はリンク値を伸ばしたり牽制に使用します。
※少なくともランクマッチではこのプランが通ったため、有効なプランだと認識

●プランキッズ1.25、手札誘発2、貫通札1、その他0.75
上記の期待値の目安に仮組を行います。
現環境ではバトラーだけを出しても相手への脅威とはなり得ず、プランキッズ自体を重ねて引いても仕方ないと認識し、引かなかったら勇者と手札誘発で頑張っていればその内出勤してくる方針です。

問題は後手です。手札誘発に依存するほかないのが現状と認識しています。しかし、手札誘発を2回ほど当てたとしても、多少展開を伸ばすことで妨害にたどり着くことができるのが現環境です。

環境内である程度ネックとなるのがウーサ、マスカレーナ、リトルナイトの存在です。これらは単純にプランキッズの展開を否定してくるため、かなり厄介な存在です。
これらのシステムにタッチできる泡影、うさぎは必須でした。そこにこれらを引き込むためのGを加え、メインの手札誘発群を作ります。
次にユベル、粛声、ラビュ、サイバース並びに炎王スネークアイのジーランティスワンキルを妨害するための墓地メタとして、Dクロ、わらし、後手からの墓穴で計8枚を用意します。

しかしこの時点でネメシスを搭載することにより障害が発生します。
”その他札が期待値0.75に収まらない・・”
そもそもその他札が下記の9枚であるため、理想の期待値にするには60枚構築にするほかありません。
●プランク、大暴走、フラッグ、プロートス、バック、グリフォン、イリガル、竹とんぼ、雷龍融合

メインの手札誘発を期待値1で考えるのであれば、享受できるのは45枚の構築です。であるならば、メインと言える手札誘発を探し当てることができれば問題ないのですが、結論としては見当たりませんでした。

ここから追加する手札誘発は先述の比を意識したものを採用することとします。
粛声、ユベル、Pテーマに刺さりつつ、罠ホルスのように永続の処理を求められた際の回答となるタイフーンを採用します。炎王スネークアイのスネークアイ展開へは6枚目で間に合う点が評価できます。また、単騎で圧をかけることができるヴルムを加えた計55枚までが太らせられる限界と判断して組み上げております。

■レポート

【前日】

今回は初のオンライン大会への参加です。なので当然環境を整える必要があります。

①嫁への土下座
既婚者YPならだれでも行う当然の儀式なのでオンラインと言えど当然行います。やらない理由がありません。

②トナメルの用意

自分はOCGの大会にもよく参加し、ここ最近はこのトナメルというサービスを用いることが多いため、当然登録してあります。登録自体も簡単で、下の画像の様に別のアカウントに連携させ、基本事項を入れるだけで完了します。

いつも使っているため問題は・・ログインできないんだが?というのも以前から"トナメルとXは認証の相性が悪いので他の物とも連携してくださいねー"とトナメル側から注意喚起があったにもかかわらず怠っていました。まさかのこのタイミングでできない事態に。滝汗です。
しかし慌てません。滝汗ですが。きっと時が解決してくれるので(エンジニアあるある

③Discordの用意

Discordは自分はほぼ使わないのですが、過去にリモートデュエルをする時に友達がDiscordを使いたいという希望から登録済みでした。ログインIDとパスワードを思い出すのに30分ほど使いましたが大した障害ではありません。
Discordも用語が独特ではあるものの「初心者ガイド」がしっかり整備されているためパソコンが苦手な方でもなんとなく操作は可能かと存じます。

ということでログインまで完了したわけですが、・・そういえば招待メール来てたっけ?
Discordはサーバ(ゲームをする人が集まる広場)に招待されて、アナウンスを見るのですが、基本的にメールで招待されます。

そろそろ来ていてもおかしくないかなーと思いつつ確認しましたが来てません(前日15時ごろ)
落選した?メール弾く設定してた?土下座損?トナメル確認できないから終わり説???
とふてくされて家の家事をしていたら無事招待メールが届いていました(17時頃)。

で、満を持してトナメルへ・・ログイン・・できた!!!即座にDiscordと連携。光の速さです。
トナメル連携をXだけにしている方は今すぐ別のアカウントとも連携してください。

④デッキレシピの提出
とりあえずDiscordを閲覧。

Discordを実際大会で用いるのは初めてだったので、色々案内を作れるんだなーすごいなーと感心。

で、Discordの案内に「トナメルに提出してください」という案内があるも、見当たらないため、「問い合わせ」へ。
まー当日にはわかるだろうということで、その日はPCを閉じることに。

【当日~大会前~】

7時起床。簡単な家事と嫁と息子へのお供えもの(朝食)のプチパンケーキを作り、諸々の支度を済ませ、Discordを確認。
昨日の返答と対応が夜の間に終わっていたようで、聞いておいてよかったーと対応の速さに感心と感謝。

そして出がけに
息子「パパお仕事頑張ってね!」
どぅっきー「ありがとーがんばるよー(吐血)」
重い十字を背負いつつ、PC稼働可能な環境へ移動。

マイク諸々を設置し、10時半に。開始が11時半なので早すぎました。めちゃくちゃ緊張して始める気がなかったレート戦を堪能。したかったのも山々、緊張でタップミスがやばいので早々にやめました。

11時半、運営アナウンスというところに移動するも何も発生しない・・誰か何か言ってくれ・・と思っていたらカーナベル社運営さんが挨拶を開始。
ざっとポップで見たところ、定員64人に対して20名ほどで始まった。

運営さん「本日の景品ですが・・」
どぅっきー(まー下がるよなー、変動するって書いてあったし)
運営さん「そのままでーす、なんなら増やしますー、3,4位にも1万円あげますー、オポ落ちした人にも3000円あげますー」

運営さん「で、今日は配信をするのですが、たすくさんとまぐろさんにお願いしています」
たすくさん、まぐろさん「よろしくお願いします」

やけにとんでもなく強い人が通話内にいるなーと思っていたらまさかの運営人。
RAMさんも運営側なので本気度が伝わってきます。
これはカーナベル社さんが「カードゲームというアナログな業界にDXで革命をしたい」「そのためにはカードゲームへの愛を持って長期で改革をしていく必要がある」「人の繋がりを意識したオンライン大会であってほしい」など色々語っていただいたところからくる意識の強さの表れの様で。
そこからなんやかんやあり、予選開始することに。

!お詫び!
ここからのレポートですが、レコードが自分のところで保存できると思っていたのですが、ルームマッチは自分で取りにいかないといけないことを知らずに普通に流してしまい、かなり曖昧な記憶でつけています。
ご了承の上お読みください。

【予選一回戦 炎王スネークアイ(後)xox】

トナメルでの組み合わせ発表に愕然とします。
ざっと見た中で明らかに優勝候補の方と当たったからです。
十字架が肩に喰い込む。パパだめかもしれない・・。

大会は音声通話ありで行うため、軽くおしゃべり。強い人という印象からは裏腹に、物腰が丁寧でいい人だなーという印象。お陰で緊張がほぐれる。

●1本目
事前にユベルか炎王スネークアイだと認識していた上でコイントスは無情にも裏。手札誘発は泡影とうらら。ポニクスnsにちょっと悩んで泡影するもしっかりキリンを持たれている。聖域から孤島の孤島にうらら。なんやかんやでウーサフランベルジュ裏にマスカレーナでターンくるも念のためバトルフェイズ経由してなにもしてこないのでターン流して負け宣言。

●2本目
プランキッズ展開中の鳥にヴェーラーをもらう。展開を続けて雷龍融合が手札にあったためエルフ下にバトラー。
リンク値増えるまで傍観しつつ過程でGを打つ。
なんやかんやでうまくかわされジーランティストロイメアフェニックス横置きワンキルをしようとしてきたためレイジングの蘇生にわらしをあててキル阻止。
墓地で反応することはないけど念のため咎姫に墓穴をうち、勇者やら色々引いていたためキル。

●3本目
途中は覚えていないものの、マスカレーナ+αで帰ってくる。正直踏むこともできないなーと思いつつ、とりあえず展開を開始しようとするもGも飛んできてお手上げとして負けを宣言。

感想戦もそこそこにお互いの身の上話しに花が咲く。このまま普通にしゃべって飲みに行きたくなるくらいだったものの、次卓が上がったためお開きに。

【予選二回戦 BYE】

パパ、いけるかもしれない()
この時点で13時過ぎになっていたため、小腹が減る。持ってきていたお菓子を食べながらルームを眺めてたら観戦できることに気づく。
・・BYE最強すぎんか?
とりあえず各参加者のリストを確認しに行く。

下調べの無意味さたるや・・。
で、たすくさんの実況をのんびり見ていたら3回戦が発表される。

【予選三回戦 炎王スネークアイ(先)oxo】

●1本目
挨拶もそこそこに今回はコイントス勝ちからのアラメシア+プランキッズで意気揚々とスタート。グリフォンサーチにうららをもらう。
事前byeのおかげで炎王スネークアイが確定していたため、エルフ下バトラーはせず4ウーサ作ってエンド。
事前の調査でもデッキは炎王スネークアイで同じだったので方針に差異はないものの、確定情報であるのはやはりでかいのでは・・。
無難に妨害を当て勝ち。

●2本目
クリティカルな誘発を引けず展開されて返せ札もなく負け。

●3本目
無難に展開をして勝ち。だった気がする・・。

サイドなしの関係なのか、感想戦はやはりほどほどに。先手である程度やりたいことを通すゲームなのかー?とこのあたりで認識(今更)
身の上話ししかしてない。婚活パーティー感あるなーとも思いつつ、自分の知らない技術の会社に勤めていたので最近の事情をしれておそらく一方的に楽しかった。

【四戦目 ライロxox】

●1本目
神頼みするもコイントスは無情にも裏。
相手スタートでソーラーエクスチェンジで落ちたレイノにDクロ。才でハンデス選択されたのでそれにG、プランキッズ×2だけ残る。さらにソラエクで白雪が落ちる。それを確認してss0でターンが返ってくる。
墓地メタは他にもあるんじゃああああああドローーーーーうらら。おしまいだなーと思い念のためプランキッズ召喚。当然白雪出てきて負け。

●2本目
勇者なしだったものの1本目の落ちが手札誘発がなかったため、おそらく手札誘発ないだろうなーということで展開開始。やはり問題なく通っていく。
手札にフラッグがあったためプロートス、エルフ下バトラーを作る。
才が1本目で見えているため、なるべく引き付けてからバトラー。当然のように才。プロートス奪取されて炎宣言されるもそのまま1伏せでターンが返る。再展開して勝ち。

●3本目
ソラエクからのチビ龍でフェリス落とし、フェリスssにDクロを合わせるも墓穴される。そこから展開されて相手のデッキが0枚に!
そこから白雪で除外の枚数を20枚にして、エアロシャーク×4のバーンされて負け!

後から認識したのですが、どうやら動画卓だったようで。
動画の3:06:00辺りからスタートになります。

■最後に

残念ながらパパは無賃労働をすることとなったところですが、早く終わったので晩御飯は家族団欒で外食することとなりました。とても美味しかったです(リアルパパ負担)。

今回のエンジニア限定大会はカーナベル社さんの熱い想いで実現したようです。実際に参加してみて楽しかったので、2.5次元的な試みが増えるといいなーと純粋に感じました。コミュニケーションがあるのは素晴らしいです。
今回はおそらくエンジニアという敷居の高さから参加できなかった方も多いかもしれませんが、多方面からカードゲーム界隈がよりよくなるようにアプローチしていただけるとのことなので、今後はこのような取り組みが増えてもおかしくはないなーと感じており、さらなる展開を楽しみにしています。

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※おまけは息子が一日かけて作った作品の画像です。

■おまけ

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