【GAS】変数宣言でletとconstの違いは何ですか?
変数宣言でletとconstの違いについて説明します。
変数宣言
letは再代入が可能な変数を宣言します。constは再代入ができない変数(定数)を宣言します。letを使って変数を宣言する場合、あとからその変数に新しい値を代入することができます。
let age = 25;
console.log(age); // 30
age = 26; // 値を再代入する
console.log(age); // 31
一方、constを使って変数(定数)を宣言すると、初期値を決めたら、あとからその値を変更することができません。
const pi = 3.14;
pi = 3.14159; // これはエラーになります。
letとconstの違いは、あとから値の再代入ができるか否かです。
初期値の違い
letによる変数宣言では、初期値を与えないことができます。初期値が与えられない場合、変数の値はundefinedになります。
let name, age = 25; // 複数をカンマで区切りまとめて宣言もできます。
console.log(name); // これは "undefined" を出力します。
name = "山田太郎"; // あとから値を代入する
console.log(name); // 山田太郎
constによる変数宣言では、宣言と同時に初期値を必ず与える必要があります。constで宣言された定数には、あとで値を再代入することができませんので、宣言時に値が決まっている必要があります。 以下のように constを使用して初期値を与えないで宣言をしようとすると、エラーが発生します。
const pi; // これはエラーになります。初期値が必要です。
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