X世代がDXにむけた進め方を考えてみた
どうもこんにちは。
ユニリタDXアクセラレーショングループです。
まだまだ暑いですね。こんな時は人里離れた山の涼しいところでのんびりとするのが一番です。たまにはデジタルデトックスで、不便な生活を楽しむのも良いのではないでしょうか?
情報に左右されないので感覚がとぎすまされて、ふとした時にアイデアが閃くはず?ということで、夏休みにキャンプができるところに行ってきました。
ただ、フリーWi-Fiあり、電源ありのところでしたので、結局はスマホをバリバリ見てしまいました(^-^;
他にも洗い場あり、ごみ捨て場あり、風呂ありで、便利すぎるところなので、ワーケーションにいいかもしれません。
さて、前回は、我々DXを推進する部隊の設立からどのような取り組みをしてきたかをざっくりとお伝えしましたが、もうすこし詳しくお伝えしていきます。
「働き方改革×DX 4つのステージ」誕生秘話
部の設立は2020年4月でしたが、その後すぐに新型コロナウイルスの影響で、ニューノーマルへの対応が必要となり、そのためには目の前の課題をクリアする必要が出てきました。目先だけの対策ではなく、先のステージを見据えた活動をする必要があります。こうした考えでつくったのが前回もご紹介した「働き方改革×DX 4つのステージ」です。
↓ 前回の記事はこちらです。
まずは出社を控えるために必然的に自宅でのリモートワーク/テレワークを実施するためのインフラレベルでの整備に焦点が当たることになります。しかしながら、長期的な視点でとらえると、リモートワークや非対面が当たり前の「ニューノーマル」になった場合に、違う次元の問題と課題が次々に現れます。これから推進していくことが想定される「DX」と「働き方改革」を4つのステージとして整理したものになります。
どこまで進んでいて、この先どう進めればいいのかという指標があると、いまどこにいて、この先、なにをすべきかといった共通認識ができます。皆がバラバラの視点だとうまく進めることができませんので、推進の評価軸としてつかってもらえればという思いで定義しました。
ユニリタでは、各ステージで起こる問題や課題の解決をご支援する際のアプローチ手段として活用しています。
2020年4月の緊急事態宣言後、いきなり自宅勤務が中心となった方が多いと思います。本来なら環境、設備、インフラから仕事の進め方まで、計画的に働き方改革を進めていくべきところを、一気に実現させる必要に迫られたわけです。
コロナをきっかけにリモートワークが一気に加速していきましたが、本質はDXに向けて進んでいかないといけません。ただ、一度に全部進められないため必要なステップをつくりました。
4つのステージの内容
Stege1. ロケーションフリー
リモートで仕事ができるための環境づくりとインフラを整備
Stege2. 情報共有/連携
情報共有や組織間連携の仕組みを構築
Stege3. 生産性向上
仕事の属人化排除、効率性の問題を解決、紙と捺印の撲滅
Stage4. DXの実現によるビジネスの拡大
適切なデータをリアルタイムに共有、意思決定をデジタル化、ビジネスモデルを変える
↓ 参考ブログはこちらです。
DXに向けた3つのプロセス
いまでは新型コロナウイルスへの対応も落ち着き、それぞれの企業でDXと働き方改革に向けた活動が進んで、Stage4.「DX」にむけた取り組みを開始する企業が増えてきましたが、DXと一口にいっても、その中でもさまざまなプロセスがあります。
DXにむけてビジネスを変革していかないと崖におちますと経済産業省はDXレポートで提言しています。DXレポートで言われるように、企業は、将来の成長、競争力強化のために、新たなデジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを創出し柔軟に改変(DX)する必要性があります。DXレポート2では、DXの成功に向け企業が具体的なアクションを設計できるように、DXをデジタイゼーション、デジタライゼーション、デジタルトランスフォーメーションの3つのプロセスに分解しています。
デジタイゼーション
アナログ・物理データのデジタルデータ化で、紙をなくして電子化をするデジタライゼーション
個別の業務・製造プロセスのデジタル化デジタルトランスフォーメーション
価値創出のための事業やプロセスモデルの変革
デジタライゼーションは、なかなかイメージがつかないかもしれませんが、アナログ的な形態や手続きをデジタルテクノロジーを用いて再構築することによって、効率性やアクセス性の向上、新たな機会の創出を目指す取り組みです。
市場は時代の変化によって、そしてデジタルによって大きく変わってきています。ビジネスはモノからコトへ。モノの販売から、サービス提供型に変わってきています。
多くの企業が取り組んでいますが、これまでの「モノを作る」文化から脱却することがまだまだできてないところも多いです。
モノからコトに提供が変化していくなかで、サービス化に向けた取組みをしていかなければなりません。DXはサービスシフトに焦点をあてたコンサルティングビジネスも多いです。このあたりの話は今後お伝えしたいと思います。
時代の変化にあわせて、必要な情報を提供できるように、企業のビジネス変革に一役買えるようにこれからも情報発信していきます!
我々のグループはX世代のメンバーも多いですが、デジタル革命の中でアナログとデジタルの世界を行き来するスキルを持っています。伝統と革新を融合させるアプローチは得意?なはずです。我々ならではの情報発信にご期待ください。
次回は、プロモーション手段としてYouTube動画にチャレンジしたことのお話しをします。企業でYouTube動画の活用を考えているが、なかなかハードルが高くて始められていない方は参考にしてください。