デザインへの想いを温めあう! DXDキャンプ2度目の同窓会【TAKIBIKAI 2024】
「デザイン」への想いでつながる、年に一度の同窓会
長かったはずなのに、あっという間に終わってしまった2024年GW明けの、5月10日金曜日。東京大崎にある「THE CAMPUS(コクヨ株式会社が運営する「働く・暮らす」の実験場)」で、「DXDキャンプ」の2度目の同窓会【TAKIBIKAI 2024】が開催されました。
「上司を説得して出張させてもらいました」と名古屋や大阪から駆けつけていただいた方、前回出席が叶わず「初めての同窓会にドキドキしています」という方、「デザインを語れる仲間をみつけにきました!」という方など、会場は始まる前から熱気に包まれていました。
DXDキャンプ0期~6期までの修了生、キャンプ講師やスタッフはもちろん、日頃からDXDキャンプを支えていただいている「応援企業」の皆さまや「デザイン」の力を広める活動に力を注いでいる各種機関の皆さま、そしてこの6月から仲間となる第7期生まで、60名を超える皆さまにお集まりいただきました。
参加者全員による「20秒」自己紹介リレー
本日の企画・進行は、3名の修了生が担当。たくさんの人に集まっていただいたからこそ、一人ひとりのお話を少しでも聞きたい!と、参加者全員による「20秒間」自己紹介リレーが行われました。業種や肩書きは一人ひとり違えど、さすが「デザイン」でつながる仲間たち。普段モヤモヤしていること、心の中で温めていた挑戦など、世の中への問いかけなど、短くとも共感しあえるひととき。修了生も、応援企業の皆さまも、そして講師もフラットな仲間として、一言ずつつないでいく様子は、まさに全員で学びあう“DXDキャンプ”らしい時間でした。
デザイン経営の実践者、長屋氏による講演「Inclusiveに未来を創る」
そして、皆さんが楽しみにしていた企画が、デザイン経営の実践者として、常に新しいコト・新しい方法に挑戦されているヤンマーホールディングス長屋 明浩氏によるミニ講演です。
「Inclusiveに未来を創る~デザインリテラシーを上げながら共感・共創を~」をテーマに、ヤンマー社のブランディングで挑戦されていることをお話しいただきました。長屋さんが提唱された「インクルーシブ・ブランディング」とは、社外も社内も、企業も一般生活者もひとつのステークホルダーとしてとらえ、巻き込みながらブランド価値を向上していく、というもの。
印象的だったのは、「常にブランディングの教科書を自分たちで書き換えていこう!」という一言。従来のやり方をなぞっていても新しいものは生まれないし、魅力的なものを創ることはできない。常に新しいことを考え続ける、という意思を持って常に取り組まれている姿に、デザインへの想いを熱くした瞬間でした。
※長屋さんによる講演の詳細は次回の記事でじっくりご紹介する予定です。
修了後も、常に新しい出会いがあるのが「DXDキャンプ」
その後、今日初めて会った人、話してみたいと思っていた人とグループになって語りあう「DXDカフェ」や懇親会を通して、“デザインゴコロ”を温めあった皆さん。
初めての人とリアルの場で話すのは得意じゃない、という方も多いかもしれません。しかし、デザインという共通項があることで、普段はあまり話すことのない自分のプランや、どうしたら会社にもっとデザインカルチャーを根付かせることができるかなど同僚にはちょっと相談しにくいようなテーマも、ごく自然に共有しあえる、そんな知的な心地よさがDXDキャンプらしさ!そんなことを感じたひとときでした。
そして、もう一つ会を通して感じたのが、“デザイン人材”への大きな期待感です。DXDキャンプの応援企業や広義のデザインの普及活動を推進している皆さんのお話からも、変化を実現できる、アイデアを実践できる人の力が求められていることを、改めて実感されたのではないでしょうか。
参加した一人ひとりが、自分にとっての“新しい何か”に出会い、再び日常へと持って帰る【TAKIBIKAI】。皆さんまた、来年(?)お会いしましょう!
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