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91.9:43 やっぱり良い「夏の読書リスト」。リスト化の効果とは

作っても作っても追いつかない、夏のお茶。
今朝も3リットル作りましたが、いつまでもつやら。
まあ、我が家で最も飲んでいるのが自分なので、文句は言えません。
水もがぶがぶ飲みます。
人体のほとんどが水分でできていることを体感しています。


前回のエッセイで、「夏の読書リスト」の魅力を書いた。

最近は本を読むことに小さな葛藤を抱えていたのだが、このリスト化のおかげで、すいすいと読書が出来るようになった。
6月の読書リストは、このスタイルが自分に合うのかどうか分からなかったので、控えめに3冊にしていた。
もしリストが消化(読了)できなかったら、なんだか残念に感じそうだったからだ。
しかし、その心配は杞憂に終わった。
先週には、ゆうに3冊を読み終えてしまった。
全てを読了したあと、読書することがめっきり減ってしまったのには自分でも驚いている。
本に手が伸びることは伸びるのだが、ページをめくる意欲がわかない。
リストにした3冊は、どんどんと読めたのに。
何とも現金なものだ。

なぜリストにある本は読めて、それ以外は読めないのか。
少し考えていたのだが、以前ドミニック・ローホーの本を読んでリスト化の魅力を感じたことを思い出した。

私はミニマリストやシンプリストではないが、自分自身に問いを投げかけ、思考や物をリスト化(シンプル化)することで人生が豊かになる、という思想に共感した。

今回の「夏の読書リスト」はまさにこのシンプル化が功を奏したようだ。
「6月に読むべき本」という観点はそれ以外の本が山ほど積読されている現実を忘れさせて、目の前の本に没頭できた。
この「目の前にある物や事に集中するべきだ。」というフレーズはよく言われるものだ。
しかし、最近なかなかできなかった。
特に読書に関してはだ。
本のリスト化を通じて、それを実行できるとは思っていなかった。
狙った効果ではないが、こうして振り返ることでそれを自覚した。
嬉しい棚ぼたである。

ということで、前回のエッセイでも書いたが「夏の読書リスト」は続けていこうと思う。
現在は7月の読書リストを作成中である。
3冊は決まっていると言っていたのだが、それを一部変えることにした。
全部で5冊選ぼうと思っている。
果たしてどんなリストになるのか。
自分でもワクワクしている。
何より、選ぶ過程が楽しい。
7月という季節や気候に合った本をできれば読みたい。

7月が俄然楽しみになってきた。
余談であるが、watch listも作ろうと目論んでいる。
サブスク中の動画配信サービスがあるのだが、こちらもリスト化して、夏を楽しもうという算段だ。
そんな時間があるのか、と言われそうだが、夏である。
大いに楽しもうと思う。

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