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93.9:15 「アレ」がやってきた。読書家は嬉しい悲鳴をあげる。

はまっている読書リスト作り。
7月の読書リスト計5冊のうち2冊は既に読了した。
ちなみに7月の読書リストは、
『小さな声の向こうに』塩谷舞
『オフ・ブロードウェイ奮闘記』中谷美紀
『どこでもいいからどこかへ行きたい』pha
『ロマンシエ』原田マハ
『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』ファン・ボルム
です。
あと残り3冊。
実は脱落しそうになっている本もあるのだけれど。
まあ、のんびり、ゆったり読んでいきます。


読書リストのおかげで、本を読むことへの意欲が増したわけだが、ついでに本を買いたい欲までも出てきてしまった。
本を以前ほど頻繁に買わなくなってからしばらくたつのだが、夏恒例の「アレ」がやってきたため、更に本の購買欲が搔き立てられている。

「アレ」とは?
そう。
角川文庫、集英社文庫、新潮文庫がそれぞれ夏にお薦めの本を冊子にまとめた、夏の文庫フェアである。

私の中で、夏と読書が強く結びついているのは、小学校や中学校の頃に課題図書及び読書感想文の宿題があったからだろうか。
課題図書には読みたい本も読みたくない本もあったけれど、夏の暑い日に楽しく(もしくは必死で)ページをめくった思い出は忘れられない。
元々読書も作文も好きだった私は、読書感想文でなにやら表彰されたこともあったなあ、とふと思い出した。

そんな私にとって、夏と本は切っても切り離せない訳だが、夏の文庫フェアが始まったとあっては、いてもたってもいられず、書店に足を運んだのであった。
勿論インターネットでも見られるが、そこは本好き。
冊子を手に取って、ドックイヤーをしたいのである。
角川文庫の「カドイカさんとひらけば夏休みフェア2024」、
集英社文庫の「ナツイチ2024」、
新潮文庫の「新潮文庫の100冊」を手に入れてきた。

それぞれのフェアについてああだこうだと書くつもりはないが、私としては今年は大漁、豊作、と言ってもいいだろう。
読みたい本が十数冊出てきた。
記録の為にここに記す。

角川文庫
『ドミノ』恩田陸
『エミリの小さな包丁』森沢明夫
『八犬伝 上・下』山田風太郎
『老いとお金』群ようこ

集英社文庫
『きのうのオレンジ』藤岡陽子
『命とられるわけじゃない』村山由佳
『リーチ先生』原田マハ

新潮文庫
『ひとりでカラカサさしてゆく』江國香織
『この世にたやすい仕事はない』津村記久子
『許されようとは思いません』芦沢央
『白い夏の墓標』帚木蓬生
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ブレイディみかこ
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子

以上である。
夏のせいか、小説が多くなった。

いやあ困った。
8月の読書リストはまだ作っていないが、上記の読みたい本は今まさに読みたいのである。
さすがに10冊以上を一気には読めない。
そして、買えない(こちらが切実である)。

ひとまずAmazonのお気に入りに入れた。
ここまで終われば、「その時」が来るのを待つだけ。
「その時」とは、自分の気持ちの高まりと予算とがうまく噛み合う時である。
それまでは、7月の読書リストに戻って、楽しく読書しようと誓ったのであった。

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