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何故お店にも賞味期限もあるなとかんじたのかを書いてみる

 僕は、久しぶりのお店に行って賞味期限があるなと思ったのですが、それは何故かを書いてみようと思います。

 昔からある意味において味が変わらないというか止まっている

 確かに昔ながらがいいというのもありますが、老舗になればなるほど、基本は変わらないが、少しづつ時代に合わせて変化していくものです。僕には、味が薄いなと思いましたが、薄味ではなく、ただ薄いのです。お店に来る人は、常連さんでなければ、いろんなお店を食べ歩きをしていていろんなお店の味を知っているのです。その事を理解していないなと思いました。


 接客が雑

 接客が雑なのです。お客さんに指摘する時も大きな声なのです。つまりどういう事かというと、自分の家とお店の区別がついていないという事です。


 ある意味での家族経営の歪みがでている

 つまり接客が雑というのは、僕は家族経営が原因だと思います。もちろん家族経営は素晴らしいですが、家族に対して家族が注意する事がしにくいと思いますし、他人はお店に対して注意しなくなると思います。つまりこれではヤバいよと言ってくれる人達がいないという事が、賞味期限がきたという事だと僕は思っています。


 井の中の蛙になっている事に気づかない

 味が時代に合わせて変化していないのは、自分達が井の中の蛙になっている事に気づかないのです。確かに常連さんと噂で聞いた人達がお店の売り上げを支えていれば、外を知ろうとしないと思います。僕は、いろんなお店に行ってみて比べるので、このお店は、勉強しよう、さらに美味しくしてお客さんに喜んでもらおうとしない事がよくわかります。


 根本的に自分の作っているものを愛していない

 僕はこれがお店の賞味期限が来たつまり寿命がつきつつある一番の原因だと思います。どういう事かというと、初代は、自分が作っている物が好きだったり愛していたかもしれません。でも2代目3代目になったら違ってくるかもしれません。

 どういう事かというと、自分がそれを愛しているからではなく、ただ家業の仕事としてしているから・・・僕はこの仕事になっている事に気づかない事がビジネスが崩壊していく原因だと感じています。

 そのお店の人達からは、僕の目から見て自分たちの作っている物を愛している、好きで好きだたまらないと感じられないのです。つまり仕事としてしているだけに感じるのです。だからこそ、お客さんに喜んでもらう為には何をするのかを考えられないのです。

 僕が少し悲しくなったのは、お店の味を実は愛していない事を作っている本人達が気づいていないのが,

ただただ残念であり悲劇だなと思うのです。

 作っている本人達が自分達の仕事を愛しているのなら、それがお店全体にあふれ出ているはずなのです。そんなお店なら、人はひきつけられて繁盛するのです。

 最初は、そういうお店だったかもしれません。でも時が経つとそういう一番大切なものが抜けてしまい・・・その代わりに儲けたいという心が全面にきてしまうのを見せつけられているそんな感じでした。もちろん儲けたいのは、当然です。でもそれは、結果として儲かるのであって、全面に出るものではないと僕は思っています。それが全面に出るお店には、人は自然と行かなくなる・・・だからお店が潰れていくと思っています。

 読んでいただきありがとうございます。


 

 


 


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