糸の仲良し(詩)

暖房がきかない檻の中
簡単にいかない君との仲

反感買いながら売りさばいて
収益はプラマイゼロのまま

株なんか 誰にも買ってもらえない
先見えない 甘くもない恋だけど

煌めいているから 埃の粒でも
糸が切れたら終わりの仲良し
千切れそうな日も それなりにあるけど
糸が切れないように君の方へ渡るよ

感情の蓋がない心の中
寒暖差激しい僕らの仲

ランタン灯りで温めてくれ
冬空のような僕たちを

ナンプラー 使い方なんか分からない
構わない 甘めの恋にしたいから

煌めいているから 埃の粒でも
糸が切れたら終わりの仲良し
千切れそうな日は それなりで過ごして
糸が切れないように君の方へ渡るよ

君のワガママもそれなりに聞くよ
でも一つだけお願いだよ
もう勝手に不幸にならないでね
僕も不幸になっちゃうからね

煌めいているから 埃の粒でも
糸が切れたら終わりの仲良し
光ってるから 無価値な僕らでも
糸が切れないように君の方へ渡るよ

煌めいているから 煌めいているから
糸が切れないように君の方へ渡るよ

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