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人前で話すのが苦手だった男が、なぜ500人の前で話せるようになったのか?

こんばんは、だぴてぃです。

ひとつ質問です。

あなたは人前で話すのは得意ですか?


人前で話すのが苦手な原因

きっと「得意だ!」って人はそうそういないはず。

原因は「ちょっとでも自分をよく見せたいから」という心理が、どうしても働いてしまうから。恥ずかしい思いなんて自らしたくないですからね。また、「場に圧倒される」というのもありますね。

どちらにしても「場慣れ」していないってことがあります。かつての僕は10人でもダメでした。いや、5人でも緊張してうまく喋れない時がありました。控えめにって雑魚クラスですね。背伸びしても逆効果だよってわかっていても、本能的にそうなってしまうので仕方ありません。

根本的に滑舌が悪い人もいます。僕がそうです。超悪いです。かみかみです。自分が嫌になります。しかも緊張すると自分でもわかるくらいに声のトーンが高くなるので、それも嫌です。

とにかく「人前で喋るのが苦手」って人は、経験ってよりは「嫌な感情に支配される」のです。


どう脱するか?

そんな状況を、どう脱していくのか?ってところが今日のテーマであり、お伝えしたい部分です。


そもそもですが、今のオマエはちゃんとできてるのか?ってことですよね。これは少なくても5年前の自分よりはできています。もっと遡ると、小学生や中学生の頃の自分がみたら、きっとびっくりします。え?本当に未来の自分なのか?って。ちなみに友人たちはびっくりしています。こんなキャラじゃなかっただろって。

しかし、今では管理職としてみんなの前で話をします。と言っても10人以下のチームなので雑魚だった時と条件的にはそんなに変わりないですが、克服したのはあることを意識して繰り返していただけなんです。


それが「準備とテンプレの活用」です。


余裕がないと戦えない

これはスポーツで考えると結構すんなりイメージしやすいかもです。

・余裕がない▶︎自分のプレーだけしか見えない
・余裕がある▶︎相手を見てプレーできる

つまり臨機応変に対応できるってことですね。対応レベルはさておき、相手をみて自分の打ち手を変えられるのは大きいです。

そのためには「余裕」を持っておかないといけません。その余裕の持ち方として、徹底した準備とテンプレの活用があります。


準備とは

たとえばあるイベントの最後に「一言挨拶してください」とお願いされたとします。

この時ぶっつけ本番状態なら仕方なしにしても、大体の場合は準備時間があるはず。そこで「余裕がない」状態を選択してしまう人は

・感想みたいな喋りになる

ことが多いと感じます。それ、みんな求めていないよね?って。

でも準備をしっかりすると、

・聴衆の聞きたいであろうことを話せる
・話している中で、相手の反応次第で話題をチェンジできる

ようになっていきます。

当然、聴衆の満足度が違ってきますよね。


もっと掘り下げていきましょう。具体的にどのような準備をすればいいのか?ってことですが、この「イベントの挨拶」を例にすると

・イベントの開催意義
・なぜいまやるのか?
・イベントの成功条件について
・自分がこのイベントにかける想い
・みんなの様子を見て感じたこと

などなど、あげればキリがないですが、要は「イベントに関わることについて考え、調べ、知っておく」ことに尽きます。リサーチみたいなものですね。それを自分なりの言葉で変換しておく。

この作業を物量的に多くしておくと、喋る際に自信となって形を変えてくれます。そしてその自信は、喋りに根拠と迫力を与えてくれます。また、自信がある状態なので、失敗が怖くなくなります。リカバーできると信じているので。

この状態になると、相手を見てギアチェンジできるので、いろんな態度の相手に対応しやすくなっていくんですね。


テンプレとは?

テンプレといっても、話す順番みたいなものです。
僕の場合はこんな感じになりました。

1)結論
2)根拠
3)反論への理解
4)反論への反論
5)結論

もっと簡易的にすると

1)結論
2)根拠
3)結論

数学の証明問題みたいな感じです。こう、こう、こうだから、答え(結論)はこれになるよねって感じの。


このテンプレを守って話しているだけでも、ざっくばらんに話がとっ散らかっている人よりも格段に話を聞いてくれるようになります。

どんな場合でも必ず「結論」でサンドイッチしてあげること、これが超重要です。根拠を述べているうちに道筋がブレブレに感じてしまうこともあるかと思うので、必ず結論をつかっていきましょう。


おまけ:意味のなかった作戦

緊張しやすいことを職場の先輩は知っていたので、僕に作戦を授けてくれました。それが、、、

「みんなをカボチャかジャガイモと思え」ってものです。

ただでさえ緊張しているのに、そんな思考の転換なんてできやしないんですよ、先輩には悪いんですけど。
もちろん理屈的には間違っていないとは思います。人の目が苦手だから、そう思わなければいいってのは。

しかし、その思考回路にチェンジできるってことは、わりと冷静なはずなんですよね。


勢いも大事


いきなり全てがうまくいくなんてことは、残念ながらありません。そんなに世界は、世の中は甘くはないです。

でも、自信を持っている風に映ると、こちらが多少支離滅裂なこと言っていても勢いだけで乗り切れることもあるってのが現実です。

それほどみんな、他人の話を聞いていないものです。だから「言い訳できる地点」をつくっておくこと。それでいざって時にそこに駆け込んでもう一度勝負すればいいだけ。

ということで本日は「緊張マンが喋れるようになった理由」でした。

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