現代流・成長理論

「置かれた場所で咲きなさい」

という言葉があります。

意味としては

「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。自らが咲く努力を忘れてはなりません。雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。」

だそうです。美しいですね。なんか精神論の究極形なんじゃなかろうかってくらい。

ただ、個人的には現代社会はそれだけじゃ足りないと思っています。

置かれた場所で“咲かせる”

置かれた場所で咲きなさいというのはあくまで「置かれた場所でがんばって根をはり花を咲かせること」にあります。

これは美しいです。きっとドキュメンタリーにしたら感動ものでしょう。

しかしです。その場所が腐っていたら?

目も当てられませんよね。腐った土壌で育った花はドス黒い色になり、周りに悪影響をあたるかもしれません。

それでいいんですか?って話です。

特に現代社会はいろんな要因があります。だから咲く場所はおろか、成長に必要な栄養も厳選していかないといけません。それに自分がどんな性格で、どんなところが強みになるのか?また、どんなスキルが必要で、それがマッチしているのか?

あれ?これ、、、ポケモンじゃんと思ったそこのあなた!決して間違いではありません。そうなんです、結局そこに本質が詰まっていると思います。

置かれた場所で咲くのではく、咲かせる。

自分をはるか上空から「その場所は咲くのに正しくて、栄養もちゃんとあって、いい花を咲かせられるか?」ということを俯瞰して見ることが大事。


自問自答のスキル

とは言ってもです。

正解なんてありませんし、だからこそ「置かれた場所で咲きなさい」という概念が誕生したのだと思います。そこに異論はまったくありません。

ただそれだけじゃ足りない視点「俯瞰力」が必要になってきたってことです。

俯瞰する力は何も、自分ひとりだけではなく、家族友人知人。いろんな人たちの協力を得ても全然いいですし、むしろ自分を俯瞰するなんて一人ではなかなか難しい作業になります。

自分を俯瞰するには常に「自分がやりたいことは何か?必要なものは何か?これでいいのか?このままでいいのか?」って自分自身に疑問を向けること。

そして決めたことに対して疑念を持たず、まずは行動してみる。そこから得られた結果に対してまた同じ問いを繰り返す。

結局このループでしか成長はあり得ません。

よく「環境がそうさせてくれた」という人もいますが、確かに環境は超大事。これが自分に合ってないと(いい意味でも悪い意味でも)成長速度は上げられません。

でもその環境は自分が選んだもの。ひとつの答えなんです。

だからそこでうまくいかなかったからと言って、自分自身がダメと思う必要はない。その環境は合わなかった、周囲の人たちが自分にとっては栄養とはならなかったってだけです。

ある人にはマッチするかもしれないし、ある人にはミスマッチになるかもしれない。

これは特別なことなんじゃなくて、必然なのです。


どんな道でも成長できる

俯瞰力を使って自問自答を繰り返せば、どんな道を選んでも成長できます。

成長が鈍化していたなと感じでもその経験すら、成長に必要な栄養であったってこと。いずれ自分を助けてくれます。

環境や人に対して「合う」「合わない」とジャッジするのは簡単。

でもそこから一歩踏み込んで、さらに深く潜ってみてみましょう。そうしたらまた新しい視点が得られます。

難しいことは何もありません。シンプルなことをシンプルにやるだけ。

迷っている人の参考になれば嬉しいです。


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